IIIKのモデラー三昧なフロク

  製作した模型のレポートです。
  このページは、バンダイ MG ver.2.0 Zガンダムのプラモデルを取り上げています。
  延々と下へとつづく長いページですので、迷子にならないようご注意ください。






         テーマ: MG ver.2.0 Zガンダム
         日時: 2015年9月21日


真なるZガンダムを探す旅へ…



MG ver.2.0 Zガンダムを買いました。
いつも作りたいなと思いながら早9年。
ようやく殺人的な忙しさから解放されつつあるので、製作に臨みます。
ちなみに今回は欲ばって、MG ver.2.0 ガンダムMK-Uとの同時進行です。(笑)
こんな機会めったにないので、想いのたけをこめて作ります。









では、まず『機動戦士Zガンダム』放送当時のゼータの設定画とキットのパチ組み品の比較
から。わたしはたいていこうして、製作の方向性やモデリングイメージをします。


やはり設定画という代物はタダモノではありません。つぶさに観察すればするほど、つね
に新たな発見があります。なぜこの部位はこういうデザインやラインになっているのか、
など。

それが理解できると、キットでその部分が反映されていたり、もしくは再現されていなか
ったりすると一喜一憂するという。こういうのも、またガンプラ作りの愉しさのひとつで
すね。


では、両者の比較について。
もう全然ちがいますね。(笑) RX-78やザク2を例にMGのver.2.0系はおしなべてアニメイ
メージに準拠した造形になっているものですが、MGのゼータはやはり完全変形という命題
を背負わされている都合だいぶアレンジが入っています。

設定画がヤボったく、キットがスタイリッシュに見えます。

9年前にこのキットが発売された時は、モビルスーツとウェイブライダー形態の両立を高い
レベルで再現した佳いキットという評価が多かったように覚えています。わたしも本当に
優秀なキットだと思いつづけています。


ただそれは一般論でして、昔からゼータのデザインに拘泥するファン、またモデラーとし
ては辛口になってしまう部分があります。すこし箇条書きで気になっている点を挙げてみ
ましょう。




【モビルスーツ形態】
・全体的に細身スタイルで弱そうに見える。
・ムーバブルフレーム成形色がライトグレーではない。
・ブレードアンテナの樹脂が柔らかくて整形しにくい。
・黄色のエリパーツが胸部に埋もれて存在感がない。
・胸部パーツ全体が上がり気味。(本来ゼータは垂れ胸)
・胸部中心がコクピット開閉と連動して動かない。
・赤コクピットカバーの開閉ヒンジ部分が見えすぎ。
・ウエストサイドアーマーの可動が安定しない。
・ウエストフロントアーマーが小さい。
・股関節軸が下すぎで、脚を上げると不自然になる。
・胸と肩の間の白六角形パーツが固定されずグラグラ。
・肩アーマー上部に触れると、すぐ収納形態になる。
・手がビームライフルを安定して保持しにくい。
・複雑なクランク変形するヒザ関節が壊れやすい。
・スネにある各イエローマークの意匠が適当。
・足首の可動範囲が狭い。接地性に不満。
・シールドが細くて不細工(盾に見えない)。
・シールドにイエローマークがない。 etc.



【ウェイブライダー形態】
・全体的に隙間だらけでフレームが見えている。
・ウエストサイドアーマー位置がななめで解釈が適当。
・設定の頭部ブレードアンテナ基部のスライドがない。
・設定にある腕部の伸縮、手首の返しが無視されている。
・設定にある胴の伸縮が無視されている。
・ヒザのクランク変形のコンパクト化がまだまだ。
・ランディングギヤが付属しない。



すこしいじわるに書いてしまうとこんな感じです。(バンダイさん、ごめんなさい。
もちろん反対に、感心すべき優秀な設計箇所もたくさんある好キットなのですが(額にZの
文字とか、組みやすさとか、センスの良いディテールとか)、ギミックや設計都合優先で、
HGUCゼータのようなまとまり感に欠けるのがこのMG ver.2.0キット最大のネックでしょ
うか。


ちなみに2012年秋に発売されたRGのゼータは組んですらいません。なんですか、あの腹
部の絞りアレンジは。もう完全にバンダイ版ゼータですね。








今回の製作コンセプトについて



 



こんな感じで改修ポイントをまとめてみました。
ほかには、うるさくない程度にスジボリ(モールド)の追加、各部位のディテールアップ工
作なども。製作コンセプトとしては、劇中のゼータのイメージを尊重するイメージに仕上
げたいと思います。


昨今の流行である全身の装甲パネルの細分化はしません。美しくないしリアルではないか
ら。あれはバンタイのアレンジですしね。その分、塗装仕上げのウェザリングなどでも視
覚的情報量を上げていきます。


今回はモビルスーツ形態に特化したモデリングとして作ります。
ゼータの変形用の可動ギミックで、MS形態時のポージングでグラグラしたり、ポロりしや
すい箇所は固定化仕様にします。黄色のエリパーツがすぐ胸の下へはいってしまったり、
胸部と肩の中間にある白六角パーツのグラグラなどイラっとくるので、見過ごせません。

(ウェイブライダーもとても好きなのでまた別の機会に、ウェッジシェイプのきいたやつ
を、やはり非変形モデルで作りあげたいと思います。)





        



お助けキットです。
家に3つくらいある旧キットの1/100フルアクション・Zガンダムです。
このキットのシールドパーツは設定画の美しさが再現されているので、昨今のバンダイの
ゼータキットのそれよりはるかに絵になります。流用します。もちろん主題のMGキットに
マッチするよう、加工と改修を施します。

あと、ウエストフロントアーマーのパーツもなんとか使えます。





   



ちなみにこれは、10ン年前に作ったMG ver.1.0のゼータです。
カトキさんアレンジの外観なのでやはり気に入らず、旧キットのお世話になっています。
あとMGゼータプラスのウイングをいただいて、大気圏内仕様のウェーブシューター・タイ
プにしたり。


こうしてふりかえると。ゼータが格別好き、思い入れがあるといいながら、MGクラスは
10ン年に一度しかゼータを作っていない現状があらわに。(汗)

今度ゼータを作るのは、もういつになるか読めないから(もしかしたら、もう一生作れない
かも、とか)、やはり時間とこの千載一遇の機会を大切にしつつ、エリを正して製作にのぞ
みたいと思います。


数年後にはまちがいなく、MG ver.3.0 ゼータキットが発売されるとは思います。
ただ、ここ最近のRGやHGUCリヴァイブにおける作品イメージとの乖離、バンダイ主導ア
レンジをみるかぎりディテールとギミックゴテゴテ路線で、わたしがすきなプレーンで美
しいラインを尊重した内容のものはもうでてこない気がします。



               投稿者: K                                    No コメント







         テーマ: MG ver.2.0 Zガンダム
         日時: 2015年9月28日


秀逸すぎるゼータのデザイン



    



2D&3Dロマン流、モデリング前のイメージトレーニングとして、Zガンダムの絵画を描い
てみました。

当時の設定画をよく観察するのと同様に、対象の絵を描くと、さらに深い領域でそのデザ
インの意味と素晴らしさを見つけ、理解することでができます。モデラーにこそオススメ
です。なにより感情移入とモチベーションアップに効果的です。


さて本題。
ゼータと同時進行のマーク2の頭部スケッチ画です。
ゼータの顔は見事に昇華されたミラクルデザイン、としかいいようがない完成度です。
マーク2には、初代RX-78という範があるからこそ生み出すことはそう困難ではないはずで
すが、ゼータはちゃんと主役ガンダムとしての新機軸を生み出していますね。


初のツインブレードアンテナは変形を考慮したものです。上側はカメラカバーの機能もあ
ります。そして、ゼータ顔の特徴ともいえるダブルヘの字を排した形状のマスクと細くシ
ャープなアゴ。そのアゴが白配色なのも必然でしょう。ツインアイは、マーク2などとくら
べると横長です。


個人的には、ブレードアンテナとツインアイ上のヒサシの白い空間の採り方がほかのどの
ガンダムにもない英断デザインに思えて感心します。

もうひとつは、ツインアイの間のミケンの部分が黒配色な点。ここもすごい。
目頭下のクマドリパネルの形状もつぼで、ここの形状は、腰部センターアーマー上部のデ
ザイン形状と共通性を感じさせます。



・・・このようにΖの意匠は、しればしるほどすごいです。
ガンダムの名を冠するモビルスーツデザインは、今日まで数多く生み出されてきています
が、ゼータは初代ガンダムに次ぐ人気モビルスーツでありつづけているあたり、やはり普
遍的にして突出した傑作デザインなのでしょう。


ゼータを生み出したメガデザイナー藤田一巳さんの神がった仕事としては、わたしはほか
にボトムズ外伝『青の騎士』シリーズに登場する究極のAT、ブルーナイトベルゼルガ・テ
スタロッサにもそれを感じます。あちらもひとつのロボデザインの頂点ではと。


ところで、ゼータの顔って描くのがむずかしいです。額とマスクの距離バランスがとく
に。いつまでたっても上手に描けません。

では、次回から製作レポートのスタートです。



               投稿者: K                                    No コメント







         テーマ: MG ver.2.0 Zガンダム
         日時: 2015年10月1日


ちょっとコーヒーブレーク part1
本当はマーク2に乗りたい二人!?


         



作業(更新)ペースがおそいので、さし絵でも。
いいですね、この二人の微妙な関係。
今年の夏にせっせとイラストコーナーにアップしていたのは、
こういう使い方をしたかったからでした。2D&3Dロマンらしいでしょ?


               投稿者: K                                    No コメント







         テーマ: MG ver.2.0 Zガンダム
         日時: 2015年10月5日


スタートは頭部から


         



そのキットに感情移入でき、気合いも入るので、たいてい頭部から触り始めます。
これは、9年前にパチ組みしたゼータの頭部です。プレーンな味付けで、設定画も意識され
つつシャープに造形されたすばらしい頭部。HGUCゼータの頭部を超えています。

(RGゼータは、もうバンダイ流のカトキ的アレンジが強くて好きになれません。)

パーツ分割も組みやすく塗装しやすく工夫され、内部にフレームメカ内蔵している
というすばらしさ。額にちゃんとΖの文字も刻印されているし。
反対に、すこし気になるところを挙げてみます。

・モヒカンパーツのメインカメラ、リアカメラのカバーモールドが甘く、スジボリになっ
ていない。

・ブレードアンテナの先端がカットされたデザイン。さらに素材が加工しにくい軟質樹脂
のパーツ。

・目の下のクマドリのスジポリが浅く甘い。
・Ζ顔の特徴であるはずのシャープな白三角アゴの底辺先端がカットされている。
・サイドインテーク下のヘルメット前後分割線のモールドが浅い。
・ホホガード下底面のエッジ処理が粗い。
…などなど。これから、すこしずつ触っていきましょう。




         



このキットのブレードアンテナパーツは軟質樹脂製のみ。(画像の黄色いパーツ) しかも
先端がすこしカットされた造形解釈になっています。軟質ゆえに砥ぎでシャープ化がむず
かしい。ということで、三角プラ棒からブレードアンテナを作り起こしました。(画像下段
のグレーのもの)


ガンダムのブレードアンテナは簡単そうに見えてその断面は五角形。左右のシンメトリー
をはじめ根元(基部)あたりの形状とサイジング、位置とセッティングはとてもシビア。ア
ンテナそのものより基部の工作に時間をとられるパターンです。

シャープにした先端の分、キットのパーツよりサイズが拡大しています。
ちなみにガンダムのアンテナの角度ってだいたい105°前後です。





          



自作アンテナをパチ組みのゼータ頭部に仮セットしてみたところです。
グレーカラーのままなので違和感がありますが、位置関係とサイズはよし。
シャープ化の本格的な表面処理、こまかな形状修正については、いずれサフェーサーを塗
装して視認しやすくしてから砥ぎ直します。






         



頭部パーツの整形、スジボリなど。
モヒカンのカメラカバーを表現するモールドは前後ともスジポリしました。

ヘルメットパーツの耳インテーク(でっぱり)の付け根部分の谷間ラインもスジポリ。こう
しておくと、塗装後きれいなスミいれができます。

設定上存在するインテーク下のヘルメットの前後分割線は、モデリングソーでカットライ
ンを入れて再現しています。

ホホカード下の断面はエッジがだるいので、サンドペーパーを当ててきれいに処理し直し
です。


肝心のマスクパーツ。
クマドリ、マスク、アゴのモールド(ミゾライン)は、すべてケガキ針で彫り直していま
す。白三角のアゴは、先端にかるくパテを付け、シャープに砥ぎ出しました。やはりゼー
タはこうでないと。




         



わかりにくいですが、頭部の内部パーツです。
バルカン砲口に、カット加工したブラスパイプをセットして、砲口ディテールアップで
す。実際はもうすこし奥へ仕込みます。あるとないとでは雰囲気が全然ちがいますね。


さて、ツインアイですが、同時製作しているMG Ver.2.0 ガンダムMK-Uの場合だとバン
ダイアレンジのきいた横長五角形のツインアイになってしまっているので造形的に加工し
ましたが、こちらΖのツインアイは設定どおりのイメージで改修しなくてよさそうです。


ただし、付属のツインアイ貼付用グリーンメタリックシールは、やはり横長の目に印刷さ
れているのでそのままでは使えません。



               投稿者: K                                    No コメント







         テーマ: MG ver.2.0 Zガンダム
         日時: 2015年10月8日


ムーバブルフレームの補強・改修編 その1
  【全体の整面処理など】


         



「モビルスーツの優劣はムーバブルフレームで決まるのだよ!」

さて、ここからいったんムーバブルフレーム系のみの作業に移行します。
MGのキットは全体としてパーツが異常に多いので、ムーバブルフレーム系、武器・オプシ
ョン系、外装(装甲)系、その他、とわけて製作していくと、各々のカテゴリーで精神集中
しやすく、各作業工程管理もしやすいです。


マーク2とくらべると、ゼータのムーパルフレームのパーツは、ABS樹脂製などの小さいヒ
ンジ類が目を疑うほど多いです。変形キット故の現象でしょう。


まずは、これら膨大な量のパーツ群についてすべて、ランナー状態から切り離したゲート
跡と、金型成形上のパーツティングラインとヒケなどを、コツコツ焦らずじっくりと精密
ヤスリとサンディングペーパーできれいに整面処理します。(つぎのマニュピレーターパー
ツ群の画像参照。)


その後は、またこつこつスジポリの彫り直しです。これをすることで塗装後のスミイレ仕
上げの品質が向上します。


今回は全部終えるまで、毎晩とりかかって1週間かかりました。この作業はサフェーサー
(下地塗料)を塗装した後も、もう一度チェックをかねて行います。



               投稿者: K                                    No コメント







         テーマ: MG ver.2.0 Zガンダム
         日時: 2015年10月11日


ムーバブルフレームの補強・改修編 その2
  【マニピュレーター】



         



MSフレーム系の作業スタートは、いつもマニピュレーターからです。
手は顔のつぎに表情が出るほど大切で気がおけないから、先に触っておきたくなるのだと
思います。


たとえ小さな指パーツでも、見栄えを悪くするパーティングラインや意外なヒケが結構あ
る部位なので、精密ヤスリやサンドペーパーで整面処理します。


中指・薬指・小指セットのパーツは、指側面の関節のモールドが甘いので、デザインナイ
フで関節風に彫刻します。


塗装仕上げの際は、指関節のところは、一段濃いフレームカラーで塗装して色差による視
覚的情報量アップを図ります。

また親指の付け根から第一関節のところまでは、グリプス戦役世代MSの特徴のひとつとし
て手甲の一部的印象を与えるため、機体基本色の白で塗装します。






      



マニピュレーターの外観性向上。
MGキットに付属している可動式マニピュレーター(ハンド)に加えて、ビルダーパーツの
「1/100連邦軍MS用ハンド」(マニピュレーター)から、握り拳(左右)と平手(左右)も作り
ます。


このビルダーパーツのマニピュレーター、親指あたりの造形センスがちょっと変だし、平
手は表情がなかったり、全体的にRG用かと思えるほどの過剰ディテールが入っていていろ
いろ残念です。


それでも、MGの可動式手首の握り拳形態よりカッコよいはず。
平手は、可動式手首では再現できないし、やはり別に必要なのです。
現在製作しているZガンダムやマーク2にはサイズがぴったり。両機体分用意するから全部
で8つ作らなくては。すこし大変かも。


早速、手甲パーツのモールド(スジポリ)やパネルの谷ラインを彫り直しと彫り起し。
そして、過剰ディテールてうるさく見える、いっぱいある点穴ディテールをパテでコツコ
ツ埋めてはサンドペーパーで整面していきます。

手は表情が出る部位なので、顔同様に気を使います。





         



平手は金型一発抜きを狙っているせいかあまりに表情がない、文字通り平たい手の開き方
をしています。「ビルダーパーツはあくまで素材。」もっと自然な雰囲気の平手に改造し
ます。

薬指と小指について、自然な曲げをつけました。
モデリングソーでいったん薬指と小指を関節単位で切り離し、0.5mm径の真鍮線を指の中
に通して指曲げの角度をつけて、再接着しました。


時間がかかり面倒な工作ですが、やる甲斐はあります。
画像の上段左がビルダーパーツのまま。右が改造後です。





       



ふぅ。ゼータとマーク2用の平手4つができました。
結局、親指の角度も気に入らなかったので、根元から切り離して、こちらは1mm径の太い
真鍮線で軸打ちして指の向きを変更しました。


これで画像のとおり、元のビルダーパーツより印象がよくなりました。塗装仕上げするの
が楽しみです。

なお、親指の第一関節のところは手甲と同じ機体色のホワイトで塗装するので、また接着
固定していません。わかれたままの方がマスキング塗装が楽なので。



               投稿者: K                                    No コメント







         テーマ: MG ver.2.0 Zガンダム
         日時: 2015年10月11日


手首フレームステーの自作 




        



本日2回目の更新。
プラ材で自作しました。さて、これは一体何に使うパーツでしょう?
このMG ver.2.0 ゼータは、ムーバブルフレーム状態では前腕に手首(ハンド)パーツを取り
付けることができません。外装(装甲)パーツで手首を保持するボールジョイント受けのポ
リキャップを保持するようになっているためです。

もとい、ムーバブルフレーム単体でのディスプレイを考慮した設計ではないためなのです
が、これでは面白くないので、モビルスーツ携帯でのムーバブルフレーム状態のディスプ
レイができるように工夫します。


外装パーツなしでも前腕のムーバブルフレームに手首を取り付けできるようにしたのがこ
のパーツです。手首のフレームステーと書くより、正確には手首パーツのポールジョイン
ト受けのポリキャップ座といったところでしょうか。

使い方、レイアウトはつぎの画像で。






       



このように、ムーバブルフレーム前腕の先端をはさむように2枚を使って手首ボールジョイ
ント受けのポリキャップを固定します。

工作自体は、前腕とのマッチング調整にちょっと工夫が必要です。。
このままだと、見た目多少違和感のある造りですが、フレームカラーで塗装すると気にな
らなくなります。



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         テーマ: MG ver.2.0 Zガンダム
         日時: 2015年10月12日


ムーバブルフレームの補強・改修編 その3
  【首フレーム】



       



首フレームの天面は黄色のエリパーツの内側として露出し目立つ所でもあるので、すこし
でィテールアップします。


天面の四隅にピンバイスで1.5mm径の穴をあけ、同サイズの市販の丸モールド(マイナス
目模様)を埋め込みます。

穴は、入口の所だけ2.0mm径のドリルで皿もみしてナナメ段を付けておくことで、よりそ
れらしく見せることができます。




         



また、このMGゼータの頭部と首とエリ一式は、変形用に、胸部(腹部)へと降下するスライ
ドギミックがあるのですが、MS形態で動かしていると、すぐに頭部が沈んでしまいます。


この問題を解消するため、変形のスライドギミックをキャンセルし、頭部・首・エリ一式
の位置がしっかり固定された状態にします。


そのために、腹部に位置するムーバブルフレームパーツのスライド溝に「つっかえ」とな
るパーツを仕込み、スライドができなくしています。同系色の市販の横長バーニアパーツ
を使っているのでわかりにくいですが、矢印のところです。



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         テーマ: MG ver.2.0 Zガンダム
         日時: 2015年10月13日


ムーバブルフレームの補強・改修編 その4
  【胸部フレーム】


         



ここもいろいろと変形ギミックの都合で弊害があります。
ゼータの胸部サイドの白六角形パーツのムーバブルフレームは、MS形態時固定されておら
ず、水平方向の可動でグラグラです。肩を動かすたびにイラっときます。


ここを完全固定しました。
四角形もしくは直角三角形のようなプラ片をつくり、背中フレームと六角形フレームをつ
なぐ形でリインホースメント(補強骨格材)として接着固定しました。造形的にもそれらし
く。

ゼータのここらへん脇下部位は構造的にスカスカで内部丸見えだったので、穴ふさぎにも
ちょうどよいですね。


これだけでは、肩部というメイン可動部の補強には不安もわずかにあるので、念のため、
胸部装甲パーツとも固定する金属線による軸打ちの処理用意もしてあります。

チラっと金色の真鍮線がみえると思います。ここは、組み付け上、完成間近の最終組み立
ての時に軸打ち固定することになります。


なお、背中フレーム中心にある溝にプラ材を埋めているのは、首フレームのスライドギミ
ックのキャンセルのためです。



               投稿者: K                                    No コメント







         テーマ: MG ver.2.0 Zガンダム
         日時: 2015年10月15日


ムーバブルフレームの補強・改修編 その5
  【腰部フレーム】



         



ゼータの変形でもっとも複雑な機構となっているのがこの腰部です。
股関節軸アッセンブリーの展開システムは、必要ないので固定化します。

問題は、ウエストサイドアーマーのステーフレームです。
ご覧のとおり根元が股関節軸から伸びており、さらにアームの可動ポイントが3点もあるの
で、ウエストサイドアーマーの位置・可動ともグニャグニャで、まったく好ましくありま
せん。




         



ということで、ここも胸部同様、プラ材でリインホースメント(補強骨格)を作り、完全固
定化しました。いろんなプラ材の組合せでそれらしい雰囲気にしあげています。

これで、ウエストサイドアーマーのグニャグニュ感はシャッキッとします。

また、腹部や腰部に対するウエストサイドアーマーの上下位置が、MS全体としてみると、
やや高目に位置されているので、固定位置を2mm下げています。

(設定では、ウエストサイドアーマー位置は高くて正解なのですが、実際の模型にすると、
ウエストフロントアーマーとの関係から美しく見えないため、すこし下げてバランスをと
っています。)




         



「しかし、やわらかい脇腹を突かれるとは思いませなんだなあ。」

もうひとつの問題は、ゼータの脇腹下がスカスカなことです。
これも変形都合ですが、MD形態時に脇腹の下がなくてブランクだと、ガランドウ感が払拭
できず、脆弱なゼータに見えてしまいます。


ということで、画像のように処理。脇腹フレームの底面に市販品のディテールアップ用長
方形バーニア大を取り付けてスペースをそれらしく埋めてみました。

安心してください。腰やウエストサイドアーマーの可動を妨げないように検証済みです。



               投稿者: K                                    No コメント







         テーマ: MG ver.2.0 Zガンダム
         日時: 2015年10月16日


ムーバブルフレームの補強・改修編 その6
  【フライングアーマー・アームステー】



         



フライングアーマーとゼータの世界を連絡するフレキシブルアームです。
成形の肉抜き穴が目立つので、プラ材やパテで埋めてきれいに整面しています。

ちゃんとトラス構造ぽく見えるところは、そのままで。ただ、奥の底面にインジェクショ
ン成形の金型押し出し跡があるので、ジャストサイズに切り出したプラ材でフタをしてい
ます。



               投稿者: K                                    No コメント







         テーマ: MG ver.2.0 Zガンダム
         日時: 2015年10月17日


ムーバブルフレームの補強・改修編 その7
  【腕部フレーム】



         



ヒジ内側のムーバブルフレームについて。
ゼータやガンダムMK-Uのムーバブルフレームのヒジやヒザの内側は、基本的に山型のデ
ザインになって力強さがつたわってきます。


このMGゼータの場合、ヒジ内側の面はまっ平らで色気も何もありません。元のデザインよ
り、可動を優先したためと思料されますが。


元デザイン通りプラ材でヒジ内側を山型にすると、前腕・後腕の一部と干渉してまったく
動かなくなるので、ヒジの可動に支障のない範囲で最低限できる部分だけ山型にしまし
た。



               投稿者: K                                    No コメント







         テーマ: MG ver.2.0 Zガンダム
         日時: 2015年10月18日


ちょっとコーヒーブレーク part2
"ガンダム"でひどい目にあった二人


         



作業(更新)ペースがおそいので、またさし絵でも。(笑)
共通点として、人の言うことを聞かない二人ですね。
孤高のエンジニアとはそういうものでしょう。


               投稿者: K                                    No コメント







         テーマ: MG ver.2.0 Zガンダム
         日時: 2015年10月30日


ムーバブルフレームの補強・改修編 その8
  【脚部フレーム】



         



脚部はウェイブライダーへの変形の都合上、ヒザと足首の両方とも伸縮するスライ
ドギミックになっています。

MS形態時のポージングなどて、ヒザは伸びる方なので問題ありませんが、足首は
縮む方なので問題があります。
ゼータを立たせてポシングしていると、すこしずつ足首が縮んでいき、両脚で長さ
がちがってきたり、足首可動の妨げになったりして不愉快です。

ここも首の伸縮ギミック同様に固定化してしまいます。
スネの内部にあるスライドミゾにプラ材を埋め込むことで、固定化できます。



               投稿者: K                                    No コメント







         テーマ: MG ver.2.0 Zガンダム
         日時: 2015年11月15日


ムーバブルフレームの補強・改修編 その9
  【コクピット】



         



ゼータの胸部センター装甲とコクピットの赤カバー装甲の隙間が大きすぎて、とても気に
なります。このようにヒンジフレームが見えすぎです。


本来ゼータ胸部から腹部にかけてのデザインは、ガンダム系屈指の美しさとライン構成を
備えていますが、この目立つ隙間がそれを大きくスポイル(台なし)にしています。




         



ヒンジフレームは設定画だとほぼ隠れています。しかし、模型としてはコクピッ
トカバー開閉ギミックの都合上、そこまでのオフセットはむずかしいということもありま
す。できるかぎりヒンジを削り込みつつ、コクピットカバーの装甲面積をプラ材で増やし
ました。




       



そして、コクピット内部について。
ゼータの模型を作れるなんて何年かに一度のことなので、ここも手を加えます。
完成した模型にGhost(孤なる魂)が宿るべく、作り込みを。

まず、狭いコクピットの内壁は、インジェクション成形の押し出しピン跡だらけなので、
サンドペーパーで除去のうえ整面してきれいにします。今回は塗装地に、全天360°モニタ
ーとして星々が映る宇宙(そら)を描きます。


そして、カミーユのフィギュアを別にすると主役のリニアシート。
スペースの都合上小さく、ディテール省略でアレンジされていますが、それらしくなるよ
うにヘッドアップディスプレイとフットペダルを細い真鍮線とプラ材で追加工作しまし
た。


アームレバーもぜひ作りたかったのですが、コクピットのスペース(とくに横幅)がギリギ
リなのであきらめます。やめることも勇気。同時製作しているMG ver.2.0マーク2のコク
ピットを作る時に反映しようと思います。




         



改修したリニアシートをパイロット付きで、ゼータの狭いコクピット内部に実装したとこ
ろです。

うわー、ホントぎりぎりだぁ。でも、雰囲気アップできたような。

ヘッドアップディスプレイ(本当はちがう名称ですが)が、ややコクピットからはみ出てい
ます、わざとです。完成するとほぼ正面からしか見れなくなるため、わからなくなりま
す。あとは、塗装でゴーストが宿るようにがんばります。



               投稿者: K                                    No コメント







         テーマ: MG ver.2.0 Zガンダム
         日時: 2015年11月24日


ちょっとコーヒーブレーク part3
女傑と謎のニュータイプ!?


         



作業(更新)ペースがおそいので、またまたさし絵でも。(笑)
ライラはもっと活躍してほしかったですね。
シロッコは不思議なカリスマがあります。


               投稿者: K                                    No コメント







         テーマ: MG ver.2.0 Zガンダム
         日時: 2015年11月26日


外装パーツの整面作業



     



ムーバブルフレームの作業がひと段落したので、つぎに外装(装甲)パーツの作業にとりか
かります。

まずは、ガンダムトリコロールスキームである白・青・赤・黄色とたくさんあるすべての
パーツについて、ランナーから切り離したゲート跡、金型成形よるパーティングライン、
金型押し出しピン跡、表面のヒケ(凹み)など問題のある部分の整面処理作業を徹底的に済
ませていきます。


MGキットのため膨大にして荒唐無稽な作業量になるので、毎晩2週間くらいこればかり必
死でやっていました。

これが終わったつぎが、外装パーツお楽しみの改造(改修)というわけです。





      



キットの製作進行とは直接関係ありませんが、この期間作業が延々とパーツの整面ばかり
で話題があまりなく… ということで地味な整面の話でも。

これらがわたしが使っている、模型の研磨(サンディング、整面)作業に使用する基本的な
ツールです。いずれも普遍的なもので、どんな模型(よほど大きな模型以外)でも、だいた
いこれで作業しています。


精密ヤスリは、平、半丸、角、丸が必須です。学生時代に購入した高価な品ではありませ
んが、刃物特殊鋼製のもので20年以上ずっと使っています。切れなくなっても、模型用と
しての精密ヤスリはその方が好都合です。ヤスリ目がないダイヤモンドヤスリなどは一切
使いません。


サンドペーパーは、ずっとタミヤのフィニッシィングペーパー一筋です。これの裏面に両
面テープを貼り付けたものを50枚くらいカートリッジとして作っておき、画像のサンディ
ングファイル(研磨用ブロック、当て板、持ち手)に貼り付けて使用します。

使用中研磨の切れがわるくなったら、割と早めにカートリッジ交換するのが、作業効率と
品質アップのポイントです。


細かいパーツや、入り組んだところは、やはりタミヤの金属製調色ステックに貼り付けて
対応します。

最近は、当て板付きサンドペーパー資材製品が結構人気がありますが、私の場合、模型製
作の量が多いため、自分でカートリッジを作っておいた方が経済的です。


なお、模型パーツのサンディング作業では、水砥ぎは一切しません。すべて空砥ぎで行な
います。わたしは以前、自動車補修という塗料と研磨資材をよく使うプロの業界にいたの
で、研磨資材の扱いはシビアかもしれません。


画像の一番右に映っているのは、モールドの彫り直しや新規にスジボリをするためのケガ
キ針です。ハセガワのものを長年愛用しています。





        



たまに「ヒケって何?」と尋ねられるので、この機会に。
これがヒケ(パーツ表面のわずかな凹み)の画像です。

このパーツはゼータ背中のスタビライザー側面です。400番手のやや粗目のサンドペーパ
ーで、一回サッと表面を研磨した状態がこれです。

研磨されたところは擦れて白っぽくなっていますが、表面のヒケているところはサンドペ
ーパーが当たらず元の色のまま残っています。


これは、その位置の裏側にある何らかの理由(たとえばダボ・ピン位置、可動用の軸受けが
ある位置など)でプラが肉厚になっていると起きやすい現象です。

ガンプラの場合、とくに接着剤不要のスナップフィットキットである、可動ギミックが多
いのでこの傾向が強いです。それでもガンプラに限っていえば、ヒケの深さが極力抑えら
れた充分ハイクオリティな成形状態といえますが。


こういうヒケについて各パーツひとつずつていねいにサンディングで落として平らに整面
していくのが、後々仕上がりの差となって現れます。





        



つづいて、これは押し出しピン跡です。矢印の丸形の部分です。
プラモデルは、インジェクション成形品ですから、金型から成形されたプラモデルののラ
ンナーを外す際の押し出し棒の跡です。


組み立て後、まったく見えなくなる部分なら無視してよいですが、このコクピットカバー
のように開閉式になっている場合、アイポイントになるので製作者としては見過ごせませ
ん。

精密ノミの先に両面テープを付けたサンドペーパー片を貼り付けて、ちまちまと押し出し
ピン跡を整面処理します。

左はパチ組みのパーツそのまま。右は整面処理後のパーツです。


昔のプラモはひどかったですが、近年のガンプラの押し出しピン跡は目立たない高さだ
し、割と楽に整面できます。ガンプラのすごいところは、パーツの断面に押し出しピン点
を設定するなど、金型設計の工夫をしているところです。


この際、ディテールの枠にそってケガキ針でスジボリを施行しています。(ヘアラインレベ
ルのミゾなので、画像ではほとんどわかりませんが。) これをしておくことで、後工程の
塗り分けやスミイレの仕上がり品質が向上します。





         



押し出しピン跡処理の画像をもうひとつ。
これは、ゼータの脚部スネの装甲カバーです。
このパーツの位置は、脚内部のムーバブルフレームが見せ場になっており、脱着式になっ
ているため、裏に押し出しピン跡があるとやはり問題です。こつこつていねいに整面しま
す。


左がパチ組みのパーツそのまま。右が整面とトラス枠のスジポリ施行後のパーツです。
モビルスーツの場合、装甲系パーツの裏面はたいていこのパターンの連続なので、対象は
うんざりするほどあり、地味で時間のかかる作業工程となります。



               投稿者: K                                    No コメント







         テーマ: MG ver.2.0 Zガンダム
         日時: 2015年11月28日


腹部の幅ましと嵌合調整


      



このMG ver.2.0ゼータが、どうにもヒョロヒョロ痩せぎすしている印象の元凶のひとつが
腹部の細さです。スマートでカッコいいという以前に、敵モビルスーツに蹴りをいれられ
ると、ポキッ。ガラガラガッシャーンと骨折分解してしまいそう。


腹部を1.2mmも幅まししました。
つねなら外側にプラ板を貼り付けての作業ですが、今回は内側に。理由は、腹部内のムー
バブルフレームとの接合箇所に高さ1.2mmのスペーサー(シム。画像でグレーのOリング×
4点)をかますことで比較的楽に横幅をボリュームアップできるからです。


ただしこれだけだと、赤いコクピットブロックとの間にそのまま1.2mmの隙間ができてし
まうため、その隙間へ1.2mm厚りプラ板貼りが必要になるというわけです。


もうひとつ重要な改修ポイントは、腹部パーツ上辺。カッティングで2mm下げつつ上辺ラ
インも変更しました。

これは、腹部の上に乗る青い胸部ユニット全体の位置を理想的な位置に下げつつ、接合の
マッチングをよくするためです。

全体として予想していたよりむずかしい工作で、この腹部の改造だけでひと晩徹夜してし
まいました。





         



腹部改修による効果測定。まず正面から。
向かって右が改修後のパーツです。左のキットのままの腹部パーツだと細すぎていかに貧
弱に見えるか再確認してしまいます。これが現実です。

腹部の横幅ましは、この後行なうウエストフロントアーマーの拡大のためにも、全体のバ
ランスとりとして必要な工作なのです。





       



つづいて左側面から。
画像左側のキットのままの状態だと、青い胸部ユニット全体がちゃんと降りておらず、ま
た腹部パーツとの間に変な隙間があり、これは設計ミスかな?という印象です。

胸部が上がり気味のため、黄色のエリパーツが埋もれてしまっていて外観上の悪循環をま
ねいています。


ゼータの青い胸部は、本来かなりタレ乳なのが正しいデザインです。HGUCではこのタレ
乳イメージがちゃんと再現されていたのに、なぜかこのMGではなおざりにされています。


さて、画像右が改修後の状態です。胸部ユニットが約2mm下がった状態です。ねらいい通
りのイメージに落ち着きました。じつは設定画だともっとタレ乳なのですが、模型として
バランスのいい塩梅はこのくらいの角度かと。

黄色エリパーツも露出しました。

(ムーバブルフレーム改修説明のところで、失念していましたが、胸部ユニットの開閉用フ
レームヒンジも、可動範囲を広げるための工作が必要です。)



               投稿者: K                                    No コメント







         テーマ: MG ver.2.0 Zガンダム
         日時: 2015年11月30日


ウエストフロントセンター


       



先鋭的かつ前衛的ゼータデザインを象徴するかのような腰のセンターユニットです。
非常に斬新で天才的なアイデアが盛り込まれた意匠で、いつ見ても感心してしまいます。

腹部に近い位置の手が開いたような装甲は、ゼータの顔のクマドリの形と共通性があるよ
うにも思えます。

一方で、それまでのMSデザインの概念を覆した、下へ長く伸びる先端は、当時のロボット
デザインに新たな息吹を吹きこみました。ボトムズ外伝青騎士のベルゼルガ・テスタロッ
サにも使われている系統のデザインで、これぞ藤田デザインの真骨頂といえるポイントで
す。


閑話休題。センターユニットパーツの裏面をディテールアップしました。
上部の裏側は簡素なので、市販の丸モールド・ディテールアップパーツを貼り付け。
下部のトラス状になっているところは、フィン状のプラ材(薄いグレー色のやつ)をジャス
トサイズに切り出してレイアウトしました。


表側の青い部分は、前面に1.2mm厚のプラ板を貼ってボリュームアップを図っています。
おしなべてガンプラのウエストセンターユニット(ふんどし)は設定画とくらべてもたいて
いボリューム不足ですね。



               投稿者: K                                    No コメント







         テーマ: MG ver.2.0 Zガンダム
         日時: 2015年11月30日


ウエストフロントアーマー


       



これも線が少なく普遍的で美しいデザインの部位です。
ここも小ぶりな印象なので、ボリュームアップを図りました。
これは、旧キットの1/100フルアクションZガンダムのパーツを流用しています。
こちらは形状といい大きさといい、じつにいい感じです。

ただし、MGキットへの移植は簡単ではありません。
まず腰へ可動接続するためのボールジョイント軸がついていないので、それの接着固定か
ら。ボール軸の固定には1mm径の真鍮線を軸打ちして補強してします。ボールジョイント
軸の位置と角度は細心の注意を払いつつ、何度か仮組みして設定します。


また昔のプラモデルなので、裏面の表面が雑ダラにしてあっさりです。サンドペーパーで
きれいに表面を整えてから、画像のようにMGパーツの裏面ディテールをごっそり貼り合わ
せて活かします。





       



ウエストフロントアーマー、ボリュームアップ工作の検証です。
向かって左が、MG元キットのアーマーパーツ。右が、旧キットから流用のアーマーパーツ
です。やはりゼータのウエストフロントアーマーはこれぐらい大きくなくては。

流用パーツの上辺の形状は、MGキットのの腰とマッチするように形状修正しています。

アーマー大型化でねらっていたもうひとつの効果として、太もも上部にある不細工な回転
可動部分の露出をすこしでも隠したかったということがあります。アーマー大型化にとも
ない、ちょうど目立たないように隠れた印象となりました。


なお、こまかい改修ポイントとしては、このアーマーのボールジョイント軸の長さを2mm
から1,5mmに短く変更しています。

このMGキットのアーマー軸だとウエストセンターユニット(ふんどし)との隙間が目立ちま
す。また動きすぎてアーマー自体が定位置で安定しないので、このような措置が重要にな
ってきます。



               投稿者: K                                    No コメント







         テーマ: MG ver.2.0 Zガンダム
         日時: 2015年12月2日


ショルダープロックの形状修正


       



製作着手のころから最難関の工作になるかな?と考えていた部分です。
メカデザインワークスの永野護さんが描かれた百式元デザインからの派生かと思います
が、ガンダムMk-U、百式(クリンナップ版)、ゼータなどは、肩の前面と背面にシェル(貝
殻)を付けたようなデザインになっています。


とくにゼータにおいては、肩プロックセンター部分の上方への盛り上がりが力強く、ゼー
タデザインの大きな特徴のひとつとなっています。その印象はどこか気高く美しくもあ
り、またどこか悪魔的(デーモンズ・ショルダー)でもあり、ゼータというスペシャルメイ
ドの機体にふさわしい外観を構築しています。


にもかかわらず、MGゼータキットの肩ブロックは、MG ver.1.0の時点からこの秀逸なラ
インをスポイルしつづけています。

矢印で示した部分がそれですが、これはウェーブライダーへの変形の都合上、肩ブロック
の嵩(カサ)を低くするため、肩スラスターユニット格納形態への可動ギミックによる弊害
です。(もちろん設定上ありません。)


この格納ギミックによってできる段差をそれらしく見せるため、MG vwe.1.0のころから
肩に凸の帯ラインが追加されており、これが元デザインの美しさを無意味なものしていま
す。

ということで、肩ブロック上部を構成する2パーツを段差なく接合して秀逸な元デサイン
の肩を再現しました。間口サイズがことなる2パーツを1パーツに見えるようにする形状修
正には、間口の小さい方のスラスターパーツをカッティングしつつ扇状に展開する工夫が
必要で、やはり難易度の高い工作でした。



               投稿者: K                                    No コメント







         テーマ: MG ver.2.0 Zガンダム
         日時: 2015年12月3日


脚部イエローマーカーの修正


          



ゼータ脚部スネにある小さなイエローマーカーについて。
残念ながら、このMGキットでは正しい位置と形状が再現されていません。

スネ外側は正しい位置と形状なのですが、内側は位置も形状もまちがっています。本来の
位置はもうすこし上で、形状は鋭角をもつ三角形のイエローマーカーになります。


こまかいディテールとはいえ、HGUCゼータのキットではきちんと再現されている部分な
のに、なぜこのMGでは再現されていないのでしょう。少々謎です。





       



ということで、設定上の正位置に本来の形状のイエローマーカーをモールドします。
この後は、まちがっているイエローマーカーのディテールをパテできれいに埋めて整面し
ます。

なお、このスネ内側のイエローマーカー、設定画稿では前側だけで後側にはないようです
が、今回は後ろ側にも設定します。



               投稿者: K                                    No コメント







         テーマ: MG ver.2.0 Zガンダム
         日時: 2015年12月6日


バックアーマー(背中の装甲)


       



ゼータの背中の大きなパーツです。
左がキットのパーツそのままの状態。右が改修後のものです。

エリが異常に高い(頭部のリヤカメラの視界が完全にアウト)ので大幅にカットしていま
す。前から見たときの断面のラインも何やらカクカクしているので、シンプルな設定画の
ラインに近づけています。


もうひとつの改修点は、矢印のところ。すこしアーマーを削ってくぼみを設定しました。
ここはフライングアーマーのフレキシブルアームの根元接続ヒンジ位置。

この理由については、つぎのつぎの画像で。





       



バックアーマー改修の検証です。(画像右か改修後)
頭部のリヤカメラが見えるようになりました。
設定画でもエリの高さはこんなものです。
キットでは、ウェイブライダー変形の都合上、エリが高すぎます。





       



ふたつ上の画像で、バックアーマーにくぼみを設定した理由です。

このMGキットの場合、フライングアーマーがデカイということ以外に、思いのほかフレキ
シブルに動かない(MS時のポージングに寄与しない。)ということが挙げられます。

よくない書き方をすると、ピタッとΖの背中に動きなく背負わされている印象で、亀の甲羅
のように見えなくもないという。

この大きなフライングアーマーをカッコよく見せるためには、角度をつけたいところ。と
ころが、意外なほど自由が利きません。


ということで、バックアーマーにくぼみを設定して、フライングアーマーのフレキシブル
アーム根元の可動範囲を広げてあげると、この画像のように上から見てVの字のポージン
グができるようになります。

カッコいいですね。というか、これが水平だとカッコよくきまりません。ロボットものの
翼の見せ方というものは、マジンガーZのジェットスクランダーのころから、とっくにわか
っていることです。


なお、スタビライザーの側面パーツもすこし削る必要があります。
(キットのままでも、ほんのすこしはこのフライングアーマーのVの字ができるのですが安
定しません。)



               投稿者: K                                    No コメント







         テーマ: MG ver.2.0 Zガンダム
         日時: 2015年12月7日


難攻不落?のフライングアーマー


       



このMG ver.2.0ゼータのフライングアーマーについて。
その大きさという問題は別にして、形状、展開ギミック、ディテールともによくできてい
るパーツ部位です。(展開ギミックは扱い方をまちがえると割とあっさり壊れますが。)


一部のガンブラモデラーの間では、後ハメ工作できない(もしくは非常にやりにくい)とい
うことで9年前から語り草になっています。フライングアーマー本体がモナカ合わせ構造
で、その接着合わせ目がばっちり出てしまうのです。


それでみんなウイングユニット部位を後ハメ式にして、先に本体の接着合わせ目消しをし
たがるのですが、本体内部のヒンジなど複雑かつ壊れやすいため手がだせないという。

しかし、1時間ほど考えてなんとか確実な後ハメ工作ができました。





         



フライングアーマー本体の側面。
矢印と矢印を結んだラインが、接着合わせ目が出てしまうところですが、今回は完全に消
し去ることができます。



               投稿者: K                                    No コメント







         テーマ: MG ver.2.0 Zガンダム
         日時: 2015年12月8日


バーニアスラスターの噴射ノズル


       



リヤスカートに5つと、左右ふくらはぎ下位置に1つずつあるゼータのバーニアスラスタ
ー。

今回は市販品に換装せず、キットのバーニアパーツを活かします。サイズのジャスト感と
セッティング性を優先したいので。

でも質感は上げたいので、バーニア中心に自作の噴射ノズルを仕込みました。
噴射ノズルは0.7mm径と0.9mm径の真鍮パイプ2段継ぎで作ったものです。
バーニアの大小に応じて長さを変えています。



               投稿者: K                                    No コメント







         テーマ: MG ver.2.0 Zガンダム
         日時: 2015年12月12日


ちょっとコーヒーブレーク part4
エウーゴは役者がそろってる!?


         



作業(更新)ペースがおそいので、またまたまたさし絵でも。(笑)
模型製作にセリフがマッチするお二人。わたしはウォンさんすきですよ。


               投稿者: K                                    No コメント







         テーマ: MG ver.2.0 Zガンダム
         日時: 2015年12月16日


ビーム武器の銃口(ライフリング)


         



ビームライフルとハイパーメガランチャーの銃口について、画像のようなライフリングの
ディテールアップをしました。

ブラスパイプをカッティングして先端にC面をつけてそれらしくしたものです。

ゼータのビームライフルは、ビームサーベルの刃パーツを取り付けてナギナタとしても使
いますので、ブラスパイプは外せるようにしておきます。




       



ゼータ専用ビームライフルは、銃身の矢印で示した位置にサブスコープ(?)が付いている
のが本当ですが、このキットでは再現されていません。


それらしく、プラ材の組み合わせでサブスコープの囲いを作りました。
塗装後にキラキラホログラムシートを貼って取り付けます。



               投稿者: K                                    No コメント







         テーマ: MG ver.2.0 Zガンダム
         日時: 2015年12月16日


ハイパーメガランチャーのフック


         



ゼータ専用のハイパーメガランチャーの銃尾にこのような持ち手のフックを自作しまし
た。アルミ線と真鍮パイプの組み合わせです。

このフックがあると、武器の外観が一段と映えます。

同時製作進行しているガンダム・マーク2でもハイパーメガランチャーを改造仕様にして装
備させて同じフックを取り付けてオソロイにしています。



               投稿者: K                                    No コメント







         テーマ: MG ver.2.0 Zガンダム
         日時: 2015年12月16日


ビームサーベルもパワーアップ


         



MGキットのビームサーベルグリップに加えて、旧キット(1/100フルアクション Zガンダ
ム)のビームサーベルパーツも製作します。

形状が旧キットの方が格段にカッコいいからです。

こうして旧キットのパーツを見るまで知らなかったのですが、ビームサーベル展開時はグ
リップの中央の位置で伸びて長くなっているようです。モビルスーツの手に持たせた時
は、こちらの方が見栄えがよいですね。

MGのパーツは、ウエストサイドアーマーに収納されている短い状態のものしか付属してい
ません。





        



歪曲するビームサーベル。
以前からやろうと思っていた、動きを表現するアイデアです。
ビルダーパーツのクリヤービームサーベルの刃を熱可塑変形方式で湾曲させてみました。
サーベルを振り回している雰囲気が演出できます。

塗装は、せっかくのクリヤーパーツではありますが、蛍光ピンクで塗り仕上げます。






        



ビームサーベル刃の部分を、蛍光ピンクで塗装する前にパーツの下地作りと足付けから。
わかってはいましたが、ビルダーパーツのクリヤー刃の表面処理は大変。
このギザギザ造形の断面にインジェクション成形のパーティングラインが強烈に残ってい
ます。

視認のためいったん先にプラサフを吹いてから、パーティングラインを精密ヤスリの半丸
とサンディングペーパーでこつこつ落としていきます。

サフ吹いては研磨のセットを3回繰り返して、ようやく上塗りに。






        



ビームサーベル刃の上塗りを終えた状態です。いい感じ。画像の一番下はキットのクリヤ
ーパーツのままですが、こうしてみると派手さがちがいますね。

ゼータとマーク2のMS2機体分なので倍の本数があります。
発色用の下地を作ってからの蛍光ピンクグラデーション塗装。
刃の根元には白をすこしだけ残す。
蛍光系塗料は一度に厚く塗ると塗膜に大惨事が起きるので、コート&ベーク(ドライ乾燥)
を3日間かけての3セットで慎重に塗膜を作っています。

(このレポートは1日で書いていますが、実際は3日かけて塗装しているということです。)



               投稿者: K                                    No コメント







         テーマ: MG ver.2.0 Zガンダム
         日時: 2015年12月18日


ゼータ専用シールドの換装


       



ゼータのキットにおいて、MGでもHGUCでもRGでも残念な造形がシールドです。
ウェーブライダーへの変形のことばかりを優先して幅の狭い形状にアレンジされているた
めです。ゼータのシールドは、RX-78につぐ機能美を備えたデザインなのに。


MGキットのシールドも一応製作しますが、主となるシールドは旧キット(1/100フルアク
ション Zガンダム)から流用します。

画像左がMG付属、右が旧キットのシールドパーツです。もう大きさも形状の整合性も比べ
ものになりません。

何度も書いていますが、MGのシールドは幅が狭すぎます。こんなにナローでは防盾として
の機能は期待できないでしょうに。ショベルみたい。

また個人的に気になるのは、本来シールドの何ヶ所かにレイアウトされているデザインア
クセントとなるイエローマーカーがひとつもありません。

旧キットのシールドにはちゃんとモールドされています。(矢印の位置)





       



シールド装備の比較画像です。
画像左がMG付属のシールド装備、右が旧キットのシールド装備です。
こうして見ても、やはり絵になるのは右の方に思えます。
(画像のMGゼータはパチ組みのものです。)





     



旧キットからシールドを流用するのは意外と大変です。(二度目の作業なので予想がついて
いましたが。)

まず、MGゼータ前腕のハードポイントに問題なくシールドを取り付けできるようにマウン
トラッチを工作する必要があります。シールドと前腕との距離、MS全体に対する高さ位置
決めと固定(安定化)はけっこう悩むところです。


画像中央の自作パーツがそれ用のマウントラッチです。シールドのスライド伸縮機構モジ
ュールも兼ねた設計で作っています。

また旧キットのパーツというものは番組放送当時の金型品質なので、裏側(シールド内側)
の表面はガタガタドロドロです。できるかぎりていねいにサンディングペーパーで整面処
理してフラッシュサーフェス化します。


そして、同じく裏面はMGのようなフレームメカの構成がほぼないので、自作してあげる必
要があります。

シールド裏面の設定画稿なども参考にしつつ、白や薄いグレーのプラ材、ジャンクパーツ
などでそれらしくデコレーションします。

ゼータシールドの上半分を構成するに赤いパーツは、アウトラインとして欠損している箇
所について、1mm〜1.2mmm厚のプラ板をつなげて優美なラインを補完しています。





      



旧キットのシールドを仮組みした状態の裏面です。
あっさりノッペリしていた裏面が、メカニックっぽくになりました。

画像左はMGキットの付属のもので比較用です。ギミックはいいのですが見栄えは・・・





        



こんなのも作りました。シールドマウントのL字アタッチメントです。
ゼータの場合、ハードポイントがある前腕の外側にしかシールド取り付けることができ
ず、モビルスーツのポージングの際かなり不自由です。


前腕の側面にシールドを取り付けることができたら、じつは飛躍的にカッコいいポージン
グが可能となります。

これはそのためのL字型ステーです。内部に真鍮線3本で軸打ちして強度を確保していま
す。ハードポイント部分は、ちゃんとポリパーツを仕込んでシールドのスムーズな脱着、
ならびにステディな固定ができるようにしてあります。





        



自作のL字型ステーを介して前腕側面にシールドを取り付けた状態です
ヒジを曲げても、シールドが横を向いている。かつ前腕と同じ方向にシールドが向いてい
る、ということを実現できています。


ゼータのMG、HGUC、RGのキットでこのポージングができるものはありませんので、価
値のある工作といえます。

個人的にはこのポーズにおけるシールドのシルエットは、F.S.S.のルミナスミラージュを
思い出しますね。盾の輪郭が似ているせいでしょうか。



               投稿者: K                                    No コメント







         テーマ: MG ver.2.0 Zガンダム
         日時: 2015年12月19日


フライングアーマー取り付け座


         



ゼータの背中でフライングアーマーを取り外した際に露出する、フレキシブルアーム接続
位置のステー(取り付け座)をそれっぽく作ってみました。画像の背中左側のようにキット
のままの状態だと、棒だけでみすぼらしいので。


なぜ、このようなマイナーなものを用意するかと書きますと、Ζ劇場版Vのラストシーン
で、シロッコとジ・オを倒したカミーユのゼータをMS形態にゆっくりと変形しつつ、破損
したシールド、背中のフライングアーマーとスタビライザーをパージ(切り離す)する印象
的なサービスシーンがあります。

この後、感動的なカミーユとファが抱き合うシーンの背景に、「ゼータのフライングアー
マー装備なし仕様」の絵が流れます。これはゼータの生の後ろ姿初公開シーンですが、こ
こでまた我々はゼータのカッコいい一面が垣間見れることになります。


このシーンの影響で、今回このキットが完成したらフライングアーマーなしの後ろ姿も撮
影したいなと思い、作ったわけです。

(画像のMGゼータはパチ組みのものです。)



               投稿者: K                                    No コメント







         テーマ: MG ver.2.0 Zガンダム
         日時: 2015年12月20日


追加モールドのスジボリ


         



MG ver.2.0のゼータの機体表面はうるさいモールドアレンジがなくプレーンな印象で好感
がもてます。同時期に発売された同じMG ver.2.0のガンダムMK-Uとくらべても、追加モ
ールドやディテールはさらに穏やかです。

これはこれでとても歓待したいことなのですが、1/100スケールのMS模型ともなると、い
かんせん広く間延びしている面がでてきます。

そのため、すこしだけ追加モールドを入れています。見えにくいですが、矢印のところな
ど。プレーンな印象を損なわないていどに。



               投稿者: K                                    No コメント







         テーマ: MG ver.2.0 Zガンダム
         日時: 2015年12月22日


ちょっとコーヒーブレーク part5
美少女美少年のあまい言葉にご用心!?


         



作業(更新)ペースがおそいので、またまたまたまたさし絵でも。(笑)
微笑みカミーユ、似てなくてすみません。


               投稿者: K                                    No コメント







         テーマ: MG ver.2.0 Zガンダム
         日時: 2015年12月23日


ムーバブルフレームの下地塗装


         



すべてのパーツの工作関係がひと段落したので、いよいよ塗装作業へと移行します。
まずは、ムーバブルフレームだけを先に塗装とスミイレまで終わらしておきます。
なにせ、MGキットはパーツがたくさんありすぎますので。

この画像は下地塗装(プラサフ塗装)の準備シーン。ムーバブルフレーム関係だけでもすご
いパーツ数です。・・・って、追加したビルダーパーツのマニピュレーター関係パーツの
せいで一気にパーツ数が増加したのですが。




         



2時間ほどかけてムーバブルフレーム系の全パーツにプラサフを塗装しました。
サフ乾燥後、パーツの表面チェックでちょっとしたガタやス穴、パーティングラインなど
が残っているところを、こまめにサンディングペーパーで整面して、再びプラサフでコー
トします。


フレーム系のパーツは下地塗装後、ほとんど問題はみつからないないのですが、改造で追
加したリニアシートのフットペダルや、肉抜き穴をプラ材で埋めたフライングアーマー支
持アームなどは、やはりちょっとしたス穴がみつかります。



               投稿者: K                                    No コメント







         テーマ: MG ver.2.0 Zガンダム
         日時: 2015年12月24日


ムーバブルフレームの上塗り


         



クリスマスイブですね。近所のケンタッキーでは長蛇の列が。
さて、ムーバブルフレームパーツの上塗りへ入ります。
ティンティング(調色)で作ったムーバブルフレームカラーです。
下段右がメインカラーで、左が一段濃い色に作ったサブカラーです。
(上段は、調色に使った既存カラーです。)

名付けてエウーゴフレームカラーとでも書きましょうか。ライトグレーにほんのちょっぴ
りミディアムブルーとパープルを混入しています。

アニメ劇中のゼータやガンダムMK-Uのフレームカラーを再現しています。実際はこんな
明るい目の色なのです。同時製作中のMK-Uのムーパブルフレームもこのカラーで塗装し
ます。


余談ですが、このキット(MG ver.2.0 ゼータ)のフレームランナーの成形色はバンダイのア
レンジによるミディアムグレーにされており、劇中のイメージとはまったくちがいます。

一方でMG ver.2.0ガンダムMK-Uのフレームの成形色は、なぜか劇中のイメージを反映さ
せたかのようなパープルグレーになっているんですよね。これもちょっと濃い目ですが。




         



マスキング塗装ナウ!
フレームといえど1次装甲を兼ねている大切なメカ。ムーバブルフレームがしっかりすれ
ば、MSの性能もよくなるというもの。調色したセカンドカラーとの塗り分けなど、マスキ
ングするべき(したい)ところがいろいろあります。


画像中央のパーツは、モナカ割りのコクピットです。すでに内側に全天周囲360°モニター
を宇宙(そら)の背景に塗装済みで、それをマスキングしてこれから外側をフレームカラー
で塗装する格好です。仕上がりが楽しみです。




         



また、マスキング塗装ナウ!
こちらはフライングアーマーや脚部スネのスラスターフィンを高輝度ガンメタリックカラ
ーで塗装するめたのマスキングです。

パーツの形状によって、先にガンメタリックから塗装する場合と、このように逆の場合が
でてきます。





        



またまたマスキング塗装ナウ(笑) 一番面倒なところ。
マニピュレーター(ハンド)親指の根元から第一関節の範囲だけ、手甲とおなじ基本装甲色
(ホワイト)で塗装するため、チマチマとこのようなマスキングをします。




                



               投稿者: K                                    No コメント







         テーマ: MG ver.2.0 Zガンダム
         日時: 2015年12月25日


ムーバブルフレームのスミイレと塗り分け


        



今日のわたしはにぎやかなメリークリスマスでした。雨上がりの今夜はあまりにも満月が
きれい。プルーツ波は1,700万ゼノを超えていることでしょう。


さてムーバブルフレーム関連の上塗りとスミイレまで終わりました。これらは、脚部スネ
の内側と外側のパーツ。スラスターノズルフィンのガンメタリックを入れると4色使ってい
ます。スミイレはジャーマングレーです。

このMG ver.2.0 ゼータのキットって、ほかのフレームパーツとくらべてこの部位だけやた
ら造形ディテールに力が入っていますね。パイピングのうねりとか。まあ、ゼータのツイ
ンジェネレーターは脚部搭載ですからね。





        



マニピュレーターの上塗りはこんな感じです。
右側の2つがMGキット付属の可動式ハンド。左側の4つが、ビルダーパーツのハンド。い
ずれも指の各関節をセカンドフレームカラー(一段濃い色)で塗り分けています。


マスキングシーンのところで書きましたが、親指の根元から第一関節のところは手甲とお
なじくホワイトに塗装しているところがこだわりです。

これはゼータ(グリプス戦役)世代モビルスーツデザインの特徴ですのではずせません。





         



これは、コクピット内部の塗装状態です。
内壁の全天(360°)周囲モニターは、0.2mm口径のエアブラシを駆使して、宇宙のビジョ
ンを描いてみました。星がやや大きめに見えるかもしれませんが、これぐらいでないと、
実物では細かすぎてわからなくなってしまいますので。


リニアシートはまだ座面のブラウンを塗ってスミイレしただけ。レイアウトするスペース
がないが、ヘッド左右にプロジェクターくらい追加したい。

正月にたくさんある付属フィギュアを塗るつもりなので、その後コクピットにリニアシー
トとカミーユの座りフィギュアを実装したレポートをします。たのしみ。



               投稿者: K                                    No コメント







         テーマ: MG ver.2.0 Zガンダム
         日時: 2015年12月27日


武器・オプションの上塗りへ


       



ムーバブルフレーム関連の塗装作業が済んだので、つぎに武器・オプション(フライングア
ーマーとか)関連の上塗りに入ります。

まず下地塗装のプラサフを吹いて、各パーツの表面チェックと整面処理、その後上塗りで
す。

これは、マスキング塗装をしているところです。10年前のMGなので、まだまだマスキン
グポイントがたくさん残っています。





        



ゼータのリヤスカートと脚部スソに収まる円錐形バーニアスラスターもこの機会にマスキ
ング塗装です。

内側を先にレッドで塗装し、つぎに外側を高輝度ガンメタリックで塗装するための、いつ
もの内巻きマスキングのパターン。





        



こちらは四角形バーニアスラスター(と姿勢制御アポジーター)。
これらは中央の高輝度ガンメタリックを先に塗装でマスキングし、つぎにバーニアのスク
エア枠を黄橙色で塗装します。こまかいマスキングですね。





        



またこまかいマスキングシーンの紹介。
オプションパーツで残酷なまでに面倒なのがこれ。前腕に取り付けるグレネードランチャ
ーとオプション弾丸カートリッジの内部パーツ。


このキットの完成品作例でも塗り分けはオミットされています。(一応、設定的にはこれも
正解) しかし、80年代メカのミサイル弾頭といえばやはり赤でしょう。(これも正解。要
するにZガンダム劇中においてグレネード弾頭はグレーとレッドの2パターンある。また別
にワイヤー仕様もあるのです。)


こういうのはもう徹夜でがんばってマスキング塗装します。
わたしの場合、マスキングゾルの使用頻度は年に1回あるかどうか。マスキングがうまくな
れば99%和紙テープで事足りるので、塗装に絶対必要なツールではありませんが、養生モ
レの保険になる例として今回は塗っています。絵図的にも、赤に緑で補色がきいていいか
も。(笑)





        



上に掲載してきたこまかなパーツたちについて、マスキング塗装とスミイレまでを終えた
状態です。やはり塗り分けすると訴求がアップし、精密感がでますね。神は細部にやど
る?

円錐形バーニアは、後でセンターに噴射ノズルの自作ブラスパイプを取り付けます。

グレーネードは弾頭がたくさん並んでいるから、じつに見栄えがよろしいですね。(弾頭だ
けを赤く塗るのがミソなのです。) 苦労した甲斐があります。


年内のゼータの作業はここまでです。皆様よいお年をお迎えください。



         




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         テーマ: MG ver.2.0 Zガンダム
         日時: 2016年1月2日

年明けはフィギュアから



        



新年明けましておめでとうございます。
日本晴れでポカポカのいいお正月です。多忙なわたしですが、元旦の午前中は休暇をいた
だき、とある湖のほとりで温かな陽を浴びながら、水面を優雅に泳ぐ水鳥の光景に癒され
ておりました。


さて、正月は気分を変えてフィギュアを仕上げました。
人数がさびしかったので、家にあるパチ組みのMG ver.2.0 ガンダムMK-Uのストック分か
らフィギュアをもらって仲間に加え、すこしにぎやかになりました。同スケールのフィギ
ュアができるとキットに魂がこもるといいますか、否応にテンションあがります。


じつは今回同時製作しているMG ver.2.0 ガンダムMK-Uの方のフィギュアも同じ内容でも
う1セット塗り仕上げたので、まる1日かかってしまいました。正月もやはり模型バカとい
う。


こまかい話ですが、MGゼータ付属のこの女性パイロット。なぜかティターンズの女性用ノ
ーマルスーツの造形になっています。かといって、MG ver.2.0 マーク2・ティターンズ仕
様のキットのパイロットフィギュアはカミーユ(エウーゴのパイロットノーマルスーツ)の
ままだし。どういうこと? バンダイさん。


誘導灯クルーのランプの色について、左右逆とか、両手とも赤じゃないのかとか思われる
かもしれませんが、デッキクルーは対象機に向かってランプを向けるのでこれでO.K.。



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         テーマ: MG ver.2.0 Zガンダム
         日時: 2016年1月3日

キットに魂をこめる刻



        



さてカミーユのノーマルスーツ座り姿勢フィギュアが塗装できたので、残していたコクピ
ットブロックとリニアシートの組み付けを完成させていきます。


画像はカミーユ付きリニアシートをコクピット領域に実装したところです。
まあボトムズのAT並にクリアランスぎりぎりです。せっかく内壁に360°全天周囲モニター
の宇宙を描いても、半分は隠れてしまうという。だがそれがいいのかも。

一方でヘルメット、リニアシート、コクピット内壁のチリ(隙間)を見ると、自然に見せる
よう工夫されたすごい設計なんだなという感心もあります。






        



別のアングルから。コクピットモジュールを組み立て完成させてしまうと、中が見れなく
なってしまうので。リニアシートの両肩にプロジェクター(投影器)らしきグリーンメタリ
ックシールを貼っています。






        



また別のアングルから。
リニアシートセンターコンソールのディスプレイにはモニターらしく見えるようブルーメ
タリックシートを貼りました。コクピットが組みあがると、この角度はもう拝めなくなり
ます。






           



で、コクピットモジュールの組み立て了へと。
まだ完全にパーツをモナカ合わせてしていないので、光がさしてカミーユが映ります。
コクピットに収まっているというより閉じ込められているような。棺桶のような。
でも見ているとなんだかわくわくします。こういう瞬間があるからこそ、模型作りは楽し
いですね。

コクピットモジュールもこの後、コーションデカール貼り、トップコートなどの作業が控
えています。



               投稿者: K                                    No コメント







         テーマ: MG ver.2.0 Zガンダム
         日時: 2016年1月9日

ディスプレイベースのカラーリング考




         



このMGゼータのキットに付属するカタパルトデッキのオプションパーツ。
おまけというにはあまりに壮大なオプションパーツなのでかんばって塗装しました。

キットの見本写真のようにダークグレー系単色ではもったいないアイテムので、「アー
ガマの一部」であることが一目でイメージされるカラーリングパターンで塗装しまし
た。くわしくは、MG ver.2.0マーク2の同月同日の製作レポートを読んでください。

カタパルトデッキなのでこちらの方がよりアーガマらしく見えますね。ふたつのベース
と合体させると壮観。てかデカイ。


懸案の足乗せ台について面白い発見が。デザイン的には同一なのですが、ゼータ用のは
横幅が狭いです。マーク2よりソールがスマートですもんね。カタパルトの足乗せ台にモ
ビルスーツを載せると、MSのポージングがいちぢるしく限定されるので(ハの字開脚でき
ない)、MS完成品を展示する時、足乗せ台はとったほうが良さそうです。


このデカブツふたつ、下地から上塗り塗装が終わるまで、土曜休みがまるまるつぶれち
ゃいました。ホワイト2色、グレー2色、レッド1色という5色(4回)のマスキング塗装だ
からしかたないですね。



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         テーマ: MG ver.2.0 Zガンダム
         日時: 2016年1月10日

ダメージ表現のオリジナルオプション



         



以前からやってみたいなぁ、と考えていたダメージ表現の改造案件をついに実行。
まず、ゼータの上腕(二の腕)のパーツが別にもうひとつ必要になるので、いつものごと
く、基本プラ板箱組みによる工法で作りました。

並行製作しているMG ver.2.0 ガンダムMK-Uの上腕もいっしょに作っています。

パチ組みキットの元パーツとくらべると、微妙に形状や面どりが若干異なることがわかる
でしょうか。造形的にはマーク2の上腕より、ゼータのそれの方が形状が複雑で作る分には
楽しいです。

もちろん双方、内部にポリキャップをしっかり固定で仕込み、キットのように肩と上腕の
境目で、サクサクまたはしっかりスムーズに抜き差しできるようにしてあります。


2時間強あれば作れるので、バンダイにパーツ注文したり、中古キットを調達するより合理
的です。また、これから中にダメージ表現のムーバブルフレームを仕込む都合、作り起こ
した方が何かと利便性がよいというわけです。





       



ジャンクパーツのプラ材、各種径の真鍮パイプの継ぎ工作で作った、モビルスーツの上腕
内部から肘にかけての部位におけるムーバブルフレームです。公式に肘部分内部フレーム
の設定はないので、わたしのオリジナルです。

左がゼータ用、右がマーク2用です。ゼータの上腕は細いのでその分細く作っています。

構造は基本的にメンバーのラダーフレームに沿って、クロスした可動シリンダーが3本実装
されている、という雰囲気のものに仕立ててみました。


大変なのは、3種の径の真鍮パイプによる3段継ぎにしているので、合計18本も正確にパイ
プカットとそれら間口のヤスリガケがけの加工を施さなくてはならないこと。2段継ぎでは
シリンダーの迫力がでないので、加工が大変でも3段継ぎにします。



         



ゼータの写真撮影を忘れたので、代打のマーク2でごめんなさい。
装着イメージはこんな感じてす。雰囲気でたかな?
よりスペックの高い敵MSと格闘して、前腕を引きちぎられた感じにしたくて。後で、今回
のライトグレーのフレームカラーで塗装します。わくわく。

スクラッチした上腕パーツと接着固定して、肩との境目のところで、スムーズにポリ脱着
できる遊び用の脱着式オプション仕様です。


ハーネス系(コード)はカーモデリング用のものです。
コードの長さ・色とも、最終組み立ての際にちゃんと調整します。



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         テーマ: MG ver.2.0 Zガンダム
         日時: 2016年1月22日


モビルスーツ本体の上塗りへ


       



しばらくMGマーク2の仕上げに追われて作業にかかれませんでした。
さあ、いよいよゼータ外装(装甲)の塗装作業へはいります。
装甲パーツも数が多いので今回も「赤パーツと青パーツの組」、「白パーツだけの組」の2
つにわけて塗装していきます。





        



下地(プラサフ)塗装後のいつもの工程です。パーツの表面チェックと整面。
広い平面の面だしや、スジポリ追加やプラ板で改造したパーツは念入りに。
モールド(スジポリ)も塗装で埋まらないように軽く彫り直しをします。




                  



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         テーマ: MG ver.2.0 Zガンダム
         日時: 2016年1月25日


モビルスーツ外装のマスキングシーン


        



またもやマスキング塗装です。
ゼータ外装(装甲)の青パーツにも赤パーツにもイエローマーカーがところどころあるの
で、先に黄橙色を塗装しておいて、マスキングしてから青や赤を塗装していきます。

イエローマーカーの養生には、一般の黄色いマスキングテープだと境界線が見えなくなる
ので、青いマスキングテープを使って養生しています。


なお、青色のマスキングテープは3M製の自動車補修塗装用で、模型用として一般の店頭で
は売っていません。塗料販売店で入手できます。DIYでも扱っているかも。

材質と性能は、模型用の和紙テープと同じです。というか、マスキングテープとはもとも
と自動車補修用で開発されたもので、それが模型用として販売されているだけです。





        



またマスキングのシーンですが、こちらは青や赤を塗装した後に行なう方。
フライングアーマーのウイング。足裏のフレームカラーの塗り分けなど。

ちなみにこのMG ver.2.0 Ζキットの組み立て説明書に掲載されている完成見本のゼータ
は、なんとウイングも足裏も塗り分けがされていません。割と目立つところなの
に・・・。バンダイさんの仕上げ担当者、この頃のすさまじい製品化ラッシュで塗装する
時間がなかったのでしょうか。




             



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         テーマ: MG ver.2.0 Zガンダム
         日時: 2016年1月26日


さらに赤い外装パーツの塗りわけ


       



赤色パーツの塗装について。足首ソール裏のパーツです。
個人的にどうしても色分けしたいと考えてしまう箇所です。大したことではないですが、
ちょっとこだわり。わかりにくいですが、ゼータのソール裏には変形都合でカカトが収ま
る窪みがあります。ここは赤単色だけだと、どうしても物足りなく見えます。


キットのパーツにはご丁寧にこのような凸ディテールの造形がなされていてよい感じで
す。それでこのように養生して凸ディテールだけをフレームカラーで塗りわけします。


さらに後ほど、このふたつの凸ディテールの間に新規のディテールアップ造形を追加して
よりフレームらしく演出します。ほんのちょっとした手間と工夫ですが、これで足裏の外
観性はぐっとよくなるはずです。





        



赤色外装パーツの上塗りとスミイレが終わりました。
使用カラーはスーパーイタリアンレッドを半光沢にして塗装しています。
ついでにシールドもいっしょに撮影。シールド裏面の塗りわけはこんな感じです。
先述のソール裏のフレームカラーの塗りわけなど、やはり効果ありです。



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         日時: 2016年1月28日


青い外装パーツの塗りわけ


       



青色外装パーツの上塗りとスミイレが済みました。
使用カラーは純コバルトブルーを半光沢にして塗装しています。
いくつか模型用カラーを販売している塗料メーカーはありますが、にごりのない透明感と
深みのある美しいコバルトブルーカラーを製品化しているところはわたしのしるかぎり1社
しかありません。でもその分、塗料としての扱いとエアブラシ運びがむずかしく(透明感の
ある色はトマリがわるく、吹きムラになりやすい)、一般向けではないのですが。


装甲裏面のフレームカラー塗りわけなどはこんな感じです。
右下の小さなパーツは前腕グレネードランチャー発射口のフタです。こういう小さなとこ
ろこそ塗りわけをしておきたいものです。



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         テーマ: MG ver.2.0 Zガンダム
         日時: 2016年2月4日


白い外装パーツの上塗りへ


        



さてさて、ついに最後の白色の外装パーツの上塗りに入ります。まだまだ完成まで前途遼
遠。じっくりいきます。

まずはいつものようにプライマーサフェーサー吹いてパーツの表面チェック。幅増し改造
したパーツ、新規モールド(スジボリ)をいれたパーツ、フェイスマスクなど丹念に整面し
直していきます。

何日かかけて、サフ吹きと整面の繰り返しを3セットくらいしたら上塗りへ。





        



この機会に、改造したウエストフロントアーマーの裏側がさびしかったので、すこしディ
テールアップです。(ダークグレーのところ)



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         テーマ: MG ver.2.0 Zガンダム
         日時: 2016年2月11日


白い外装パーツの塗りわけ


         



たくさんある白色外装パーツの上塗りとスミイレまで終わりました。
装甲裏面の塗りわけが普通にけっこうあります。
画像中央のパーツは、脚部ハクラハギリヤのメインバーニアカバーです。このパーツの下
側について設定の色指定では、このように内部が黄橙色なのです。


この後、装甲裏(のフレームカラー部分など)もコーションデカールを貼ります。



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         日時: 2016年2月15日


カメラ・スコープの表現


       



ようやく武器・オプション関連の上塗り&スミイレ後の組み立てをしました。
フライングアーマーは緊張したけど無事きれいに組みあがりました。
ハイパーメガランチャーは、設定仕様よりすこしフレームカラーの塗りけ面積などを多く
とっています。しかし相変わらず長い武器ですね。

シールドは先述のとおり新・旧ともに作っています。本作では旧キットシールドの方がメ
イン扱いです。

展開状態のビームサーベルも旧キットからの流用分です。やはりこちらの方がグリップが
展開(伸びて)していてカッコいいですね。


これで仕上がりではなく、この後コーションデカールをたくさん貼り、トップコートし、
さらにウェザリングの工程がまっています。





        



ここで、ちょっとモビルスーツのカメラや武器類のスコープに貼付する反射系フィルムシ
ートについて。

キット付属のメタリックシールもわるくはないのですが、一段上の仕上がり外観性を望む
なら。虹色に輝くオーロラシート(ホログラムシート)を利用します。

画像の左が製品そのままのオーロラシート片の状態です。このまま使用してもよいのです
が、ベースがミラーシルバーなので色気がなくアニメの色指定と整合性がありません。(ミ
ラーも渋くていいのですが。)


ゼータガンダム頭部モヒカンのメインカメラはブルー指定。武器のスコープ類はグリーン
指定なので、オーロラシートにクリヤーブルー(画像右下)やクリヤーグリーン(右上)を慎
重に薄く平滑にコートし、各々ジャストサイズに切り出して使用します。

この画像でそれぞれ虹色などに演色しているのがわかるかと思います。
使用例はつぎの画像で。





        



ビームライフルの自作スコープ(フロント側)にクリヤーグリーンコートのオーロラシート
を貼りました。

もちろん画像に映っていないメイン(リヤ側)スコープも同様に。
見る角度や光の反射具合で、単なるメタリックシールとはちがうキラキラ演色性の輝きを
発してくれます。こういう小さな部分にこそ気を配りたいですね。



               投稿者: K                                    No コメント







         テーマ: MG ver.2.0 Zガンダム
         日時: 2016年2月21日


ムーバブルフレームのアッセンブリー


       



一応すべての色のパーツの上塗りとスミイレまでが済んだことで、組み立てできなかった
ムーバブルフレームの組み立てを作り進めることができます。

頭部。これがゼータの真のお顔です。
ちなみにキットのパーツ構成のまま塗り進めてもこんな感じになりません。いろいろマス
キング塗装などを駆使すればこういうふうになります。


モヒカン頭頂部のメインカメラには、先述のクリヤーブルーコートのオーロラシートを貼
っています。もちろんリヤカメラにも。

ツインアイは、キット付属のシールでは目の輪郭が大きい(横に長い)バンダイアレンジな
ので、設定準拠の形状とサイズにカッティングをしています。

バルカン砲口には自作ブラスパイプを仕込んでいます。





       



ムーバブルフレームのMS全容が整ってきました。わくわく。
これだけみてもゼータがいかに優秀なモビルスーツなのか一目でわかりますね。
ちなみにこれも、キットのまま塗って組み立ててても、このようなカラーリングにはなり
ません。地味にいろいろマスキングで塗りわけています。


なお、MG ver.2.0 ガンダムマーク2だとムーバブルフレーム単体でのディスプレイ鑑賞も
も想定した設計構成になっていますが(でも頭部フレームはなし)、このゼータではムーバ
ブルフレーム単体の展示は考慮されていない印象です。このようにMS(人)型に構成するに
はすこし工夫が必要になってきます。


なお、ムーバブルフレームもこれで作業終わりではなく、この後各部位にコーションデカ
ール貼り、トップコート、ちょっとしたウェザリングなどの工程が残っています。



               投稿者: K                                    No コメント







         テーマ: MG ver.2.0 Zガンダム
         日時: 2016年2月21日


ちょっとコーヒーブレーク part6
ぼくがゼータの開発コンセプター


         



製作進行がおそいもので、更新のつなぎにまたまた線画でも。
カミーユ・ビダン。
グリプス戦役時代における最強クラスのニュータイプといってよいでしょう。
劇中では、こんな感じであまり笑うことがなかった彼ですが。
テレビ版の結末がいいのか、劇場版の新約ラストがいいのか、わかりませんが、
すこし大人に成長したカミーユも見てみたいものです。



               投稿者: K                                    No コメント







         テーマ: MG ver.2.0 Zガンダム
         日時: 2016年2月22日


コーションデカール貼り


       



コーションデカール貼りの作業に突入です。
今回は、モビルスーツの外装(装甲)をはじめ、武器、オプションはもちろん、見せ場とし
て製作しているムーバブルフレームにもコーションデカールを貼っているので、貼付数
400点以上あります。もちろん何日もかかります。

作業中はずっと一心不乱で貼っていますが、考えると気が遠くなりますね。



               投稿者: K                                    No コメント







         テーマ: MG ver.2.0 Zガンダム
         日時: 2016年2月29日


トップコートの施行


       



デカールをすべて貼り終えたので、ツヤ消しトップコートです。
このツヤ消しトップコートまでを施工し終えると、何やらホッとします。模型の外観的に
も落ち着くからかもしれません。

最終トップコートの前に、デカールの段差消しのため、ツヤのあるクリヤーをデカールの
ところだけスポットで3〜4回個ートしておき、積層したクリヤー塗膜でデカールの段差を
目立たなくしておきます。

膨大なパーツ数×ピストン作業の連続ですが、やるとやらないとでは大違いです。

さて、あとは組み立てて完成・・・といきたいところですが、まだまだこれからが一味違
う模型製作の醍醐味へと進みます。つづく



               投稿者: K                                    No コメント







         テーマ: MG ver.2.0 Zガンダム
         日時: 2016年3月7日


ウェザリング(チッピング&ハゲチョロ塗装)


       



仕上げのウェザリング(汚し)塗装の一種というか、外装(装甲)、武器、装備系パーツに戦
いや稼働でついたスリキズ、あたりキズ、爆風はね傷などを、チッピング風もしくはハゲ
チョロ塗装で丹念にひとつずつ面相筆で描き込んでいます。


方法は、各々の塗装色の一段明るい色でキズをそれらしく描き込みキズを表現します。深
いキズの部分は、さらにダークグレーをチョン塗りして立体的に塗装ハゲを表現します。
(つぎの画像参照)


コツは、現実兵器のダメージを参考にするのが一番なのですが、モビルスーツは架空の人
型機動兵器なので、やはりよく考えてその個所の機能ごとにキズの付き方と形状をひとつ
ひとつ踏まえて表現する方が理にかなっている気がします。


全般的にいえることは、とにかくキズだからといって雑に塗ったり派手にしないことで
す。防盾のシールドだけはわざと目立つキズを入れていますが。





       



上の画像のパーツ仕上げで使った塗料です。
ガンダム系のトリコロールカラーのそれぞれ明るい色を作って塗っているのがわかるかと
思います。白はそれ以上明るくできないので、逆にグレーをまぜたホワイト(右下)で。

深い傷の表現に使うのはジャーマングレー(左下)です。黒は使いません。

チッピング&ハゲチョロ塗装は根気と集中力を要する作業となります。
予断を許さぬ精密極まりない手作業の上、パーツ数が多いので何千というキズを描き込む
ことになります。毎晩やっても1週間以上かかります。(今回は実質25時間くらいでし
た。)


ミリタリーの戦車模型などでよく使われる手法のドライブラシ技法であれば、パーツのエ
ッジなどに筆先をなすりこすりつけていくので精神的負担はそれほどではないですが、こ
の作業はずっと的を絞って、面相筆の筆先て描き込む作業なので精神的にまいってしまい
ます。


さて、半年にわたる製作レポートはこれでおわりです。
ゼータ完成ギャラリーをおたのしみに。



               投稿者: K                                    No コメント







         テーマ: MG ver.2.0 Zガンダム
         日時: 2016年3月14日

完成しました。





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               投稿者: K                                    No コメント