IIIKのモデラー三昧なフロク


  これまでに完成させた模型たちです。
  このページは、「森永マクロスチョコ」おまけキットをとりあげています。 







         テーマ: 森永マクロスチョコ
         日時: 2014年10月12日


題: 森永マクロスチョコのオマケがきました!



      




      




2D&3Dロマンに、初代『超時空要塞マクロス』放送当時のお菓子「森永マクロスチョコ」のおまけ

プラモキットが送られてきました。さる人物から、製作代行ご依頼の課題として。

いやあ、複雑怪奇な種類があるマクロスプラモカテゴリーにおいて、いろいろ貴重な当時ものキットを

所有しまくっていた私ですが、希少な「マクロスコレクション4」や、この「森永マクロスチョコ」にいたって

は、当時も実物を拝見したことがなく、いやはやなんとも手強わそうな第一印象です。(汗)


そういえば、最近は戦闘機か自動車の模型ばかり作っているので、キャラクター模型もマクロスプラモ

作るのもずいぶんと久しぶりです。マクロスのプラモさわるの、6年ぶりくらいかもしれません。

うーん、光陰矢のごとし!


では、マクロスチョコおまけキットのランナー状態での確認から。

お題は画像の通り、将棋でいえば飛車と角といえる攻防2強の「ディフェンダー」と「トマホーク」です。

念のため、サンドカラーのランナーがディフェンダー。ジャーマングレーがトマホークです。

双方、とってもプリミティブなパーツ構成にして、味のあるアバウトな造形でございます。

さて、どう作りましょうか、どう仕上げましょうか。





       




ちなみに今回製作にあたっての主な資料は、この三誌にしました。

左は、当時モノの小学館発行『ザ・セレクト上巻』。メカの資料性も抜群で、いかす大判カラーイラ

ストが多く掲載されていて、これ以上の編集内容のマクロスムックはないかも。

中央は、2005年ムービック発行の『宮武一貴マクロス&オーガスデザインワークス』。

同氏の手がけたデザイン画を一挙収録した濃い一冊。ディフェンダーもトマホークも宮武氏のデザイン

なので、当然参考に紐ときます。

右は、1983年みのり書房のアウト増刊号「マクロス・パーフェクト・メモリー」。

ぶ厚いムックで、資料性はNo.1かも。編集内容がアウトらしい内容で面白く、マクプラ作る時は

モチベーションアップのため、よく読みます。 (つづく)



               投稿者: K                                     No コメント









         テーマ: 森永マクロスチョコ
         日時: 2014年10月13日


題: 仮組みしました。



       




       




       





仮組みしました。いやあ、なんともかわいいお姿。

背景がアレ(?)ですが、パッと見のプロポーションは、とくに大きな問題なし。

設定画稿の2面図(3面図)を参考に造形されている印象ですね。

が、やはりお子様向けのおまけ。今回のように模型趣味として精密に組み立てて塗装して完成

させる趣旨のキットでないため、問題点がいろいろ浮上。


   ・パーツの成型パーティングラインが0.3mmぐらい平気でズレている。

   ・すべてのパーツのエッジがだるく、平面は波うっている。

   ・ムクパーツが多く、パーツ表面にヒケが無数にある。ヒケ穴まである。

   ・ムクパーツのため、背中側はがっつり肉抜き穴がある。(トマホーク)

   ・アナログな造りで、左右の造形シンメトリーが崩れている。

   ・成型都合で砲口などはまったく開口されていない。

   ・足首つま先が二股になっていない。

   ・マクロス統合軍メカの共通記号であるネジ目モールドがない。

   ・ついでにデカールがない、など。…etc.


個人的には、ディフェンダーの砲身付け根の隙間をきれいに埋めるのが難題に思えます。

こまかい造形については、書きだすとキリがないので、ここらへんで。

おまけキットなので構造上、胴体がモナカ合わせで、両腕両脚は付け根のみ一軸回転なのは

しかたないですね。


全体的な印象としては、似たサイズのピタバンマクロスとはまったく異質のプリミティブ(原始的)な

低年齢層向けのおまけキットそのものです。

個人的には、初代マクロス放送当時に発売されていた初(?)のマクロスプラモデル、アリイの1/100

スケール、「VF-1J バトロイド バルキリー」のとんでも造形を彷彿とさせる内容です。

もしかして、森永製菓の外注依頼でこのおまけキットを造形したのは、当時のアリイの同じ担当

造形師の方だったりして。。。



さて、これからの製作の方向性はつぎのとおり。

   ・全パーツにおけるエッジのシャープ化。(できる範囲で)

   ・可動構造の改善。ボールジョイント化。足首は設置性のため独立。

   ・全身のネジ目モールドの追加工作。

   ・各部位各種ディテールアップ、など。

一方で、このおまけキットがもっている特有の味のようなものは、残しておこうと考えています。

あとは塗装をがんばります。 (つづく)



               投稿者: K                                     No コメント









         テーマ: 森永マクロスチョコ
         日時: 2014年10月15日


題: パテ盛りしました。



         


         





全パーツのパテ付け(埋め)をしました。

プラ素材が、お子様が遊んでも壊れないように(?)、若干硬めなので、パテや接着材のチョイスも

ハード系にしています。

各パーツのパーティングラインの段差がすごいため、パテ盛りがたっぷり絵的に雑に見えるかもしれ

ませんが、しょうがないです。

脚部と一体化していた足首は、この段階で切り離しました。


しかし、これらをこれからきれいにパテ砥ぎ、表面処理、整面していくことを考えると、ゾッとします。

小さいパーツの精密研磨作業は牛歩になるので、何時間かかるのだろう…。

とりあえず、完成を楽しみにして、コツコツていねいにあつっていくのみです!




         




ジャーン!

はてしのない全パーツの研磨、整形作業のモチベーションアップ&維持のため、

特別なアゲアゲ・カンフル剤を用意しました♪  今回はこれ、マクロスCDたち!

 ・『超時空要塞マクロス』

 ・『』マクロスBGMコレクション』

 ・『マクロス MISS D.J.スペシャル』

 ・『マクロス 銀河に降る雪』

これだけあれば、各CD2〜3回ずつ流しっぱなしで聴けば、全パーツの整面も楽しく終えることが

できるでしょう。たぶん…  んっ?、みたいな!?(笑)


ところで、「MISS D.J.スペシャル」は、かくれた名作だと思います。

ミンメイのマクロス艦内放送局スタジオにおけるラジオDJドラマ風編集になっていて、かなり楽しめる

内容です。リン・ミンメイバージョンでのマクロスED曲「ランナー」をはじめ、「風に吹かれて」、「スカ

ボロフェア」などの名曲が聴けちゃいます。当時レコードで借りて聴いてはまり、気に入ったのでCDも

買っちゃいました。 

しかし、あらためて聴くと、マクロスってBGMがオーケストラで大変素晴らしい。もちろん作曲も秀逸。

あぁ、話が模型からまた脱線してしまいました。(笑)  (つづく)



               投稿者: K                                     No コメント









         テーマ: 森永マクロスチョコ
         日時: 2014年10月19日


題: 全パーツの1次表面処理作業までできました。




       




ぜぇぜぇ…。地味な全パーツの1次研磨、整面作業がおわりました。

小さいパーツを指で固定してペーパーをあてるので指がコキコキです。

全パーツの表面は、最低でも薄皮一枚分は砥いでシャープエッジをだすようにしています。

あとプラ成型のパーティングライン(金型合わせ目)が0.3mm以上のズレの段差になっているので、

できるかぎり正しい形状へと補正しています。うーん、だいぶ見れるようになってきた気がします。


ディフェンダーもトマホークもボディがやたら入り組んだデザインになっているので、ペーパー掛けの

ツールもスティックで対応。両デストロイドとも、テーパーしている砲身の処理が大変でした。


さて、このつぎの作業はいったん、こまかなネジ目モールドやディテールアップ工作にはいります。

(つづく)



               投稿者: K                                     No コメント









         テーマ: 森永マクロスチョコ
         日時: 2014年10月20日


題: ネジ目モールドを追加しました。




      




マクロス統合軍メカの特徴、ネジ目モールドを設定どおり、両デストロイドの全身に追加工作

しました。ネジ目の位置と向きに設定があります。

ピンバイスで1.2〜1.5mm径の穴を偏心しないようきれいにあけて、ちまちまと適切なサイズに

カットしたプラ材をはめ込んでいく作業です。最後にペーパーで整面してできあがりです。

デストロイドの各部位にネジ目モールドがあると、やはり格段に引き締まって見えます。

この工作は効果大ですね。


また昔の話で恐縮ですが、『マクロス』放送当時、バルキリーやデストロイドに付いている

このネジ目モールドは、単なるデザイン上の記号アクセントなのだと思っていました。

でも、社会人になってムックなどをちゃんと読むと、超大型強襲揚陸艦ダイダロスや超大型空母

プロメテウスに搭載されている際、機体固定ワイヤーのフックをひっかけるポイントだと知ったとき、

とても感心したおぼえがあります。このアイデアは、宮試さんか河森さんか。

マクロスメカは本当に設定の奥が深いです。

(つづく)



               投稿者: K                                     No コメント









         テーマ: 森永マクロスチョコ
         日時: 2014年10月21日


題: 各種砲口を真鍮パイプ式にしました。



         




デストロイドの砲口を真鍮パイプででィテールアップしました。

このマクロスチョコのおまけキットを最初見たとき、すぐ思いついたのが、このディテールアップ策。

でも、小さいから大変だろうな…、などとも内心思っていたり。

やってみると意外と、大変とかよりもなにより楽しい工作でした。(細かいけど。)


トマホークさんは、頭と胸部にもう砲口のオンパレード! (わっしょい!)

しかも、もとのパーツが小さいから、砲口が開口なんて当然していませんし。

頭部は、外径0.8mm、内径0.6mmの真鍮パイプを移植。根元のスペースを彫刻し、取り

付け角度がまたむずかしい部分でした。

(まだ接着していないので、正確な位置と角度にはなっていません。)

胸部は、外形1.5mm、1.0mm、0.8mmの各真鍮パイプの組み合せです。各々設定に応じ

て、砲身の長さを変えています。これだけ集まって並ぶとなにやら壮観ですね。楽しい。


なお、この作業のついでに、イケメンなトマホークの顔のカメラアイの部分もさわりました。

造形がダルダルで、顔自体がつぶれ気味だったので、カメラアイの輪郭をけがいて頭部とカメラア

イの境界線を明確にし、造形のメリハリをつけました。(画像では分かりにくいですが。)

この工作によって、クリヤー蛍光グリーンでのカメラアイの塗装後、輪郭のスミイレが可能にな

るので、仕上がりは格段に見栄えがよくなるはず。




         





ディフェンダーの方は、両腕の2連高速自動砲の砲身(口)内に、やはり外径0.8mmの真鍮パイプ

を移植しました。

トマホークと比べると砲身の数が少なくて、ややおとなしい印象のディフェンダーですが、ここをディテ

ールアップ工作すると地味にかっこよくなると思料されます。

(画像の右側は真鍮パイプ仕込中のもので、左側が今回の正位置になる予定です。)




         





そうそう、トマホークの両腕のマウラー荷電粒子砲の砲口と後部の穴も開口しました。

できるかぎりフチフチいっぱいに開口。。。

これらはかなり太い穴なので、真鍮パイプの仕込みはしないです。

画像ではわかりにくいですが、砲口のすぐ奥で一段落としの加工をして、

それっぽい雰囲気にしています。

(つづく)



               投稿者: K                                     No コメント









         テーマ: 森永マクロスチョコ
         日時: 2014年10月22日


題: 各関節をボールジョイント式にしました。




       




このおまけキットは一応最低限の可動として、腹部、肩、股が一軸回転で動くのですが、

これだと完成しても、設定資料の3面図のような朝礼直立不動的なポーズしかとれないので、

各関節を計画通りボールジョイント化しました。

このサイズのプラキットだと、ボールのホールドをタイトにしてしまうとすぐプラパーツが割れてしまうので、

今回は差し込み伸縮式のボールジョイント関節構造にしています。

改修ポイントは、画像の通りです。(グレーの3mm径ボールジョイント)


基本シングルボールジョイントなのですが、足首だけは設置性を高めるために、ダブルボールジョイント

(アレータイプ)で作って、スネの内部と足首に連結したボールを仕込んでいます。


それにしても、ムクのようで空洞のようで、左右のモナカ構造が適当な素材なうえ、もとのキットの関節

の穴と軸の位置が左右でズレているので、ボールジョイントの受け皿を彫り込むのが予想以上に大変

でした。。。

受け皿はボールの基本位置とタイト調整をかねているので、0.05mmも狂いがなく彫らないいけません。



       




さて、関節ボールジョイント化後の仮組みによるポーズです。

肩位置で、あるていど前後左右上下フレキシブルに砲口を向けることができるようになったので、

多少ハデなポーズにも対応できるようになりました。

なにより、以前のように関節がプラプラでなくなったのがいい感触です。

脚全体は股位置からハの字にひらけられます。足首がちゃんと地面に設置するので自然に見えますね。


では次回から、またディテールアップ工作にもどります。 (つづく)



               投稿者: K                                     No コメント









         テーマ: 森永マクロスチョコ
         日時: 2014年10月23日


題: ディテールアップ工作のつづきです。



       




トマホークの上半身パーツ、頭部サイドにアンテナを0.3mm径のステンレス線で作りました。

また、肩の後ろ側にも縦長のスリット付き放熱ボックスがあるはずなので、こちらも市販の

ディテールアップパーツを細かく加工して、腕部にあたらないように設置しました。

トマホークの上半身はまだ、左肩上にサーチライト、右肩上には6連ミサイルポッドが装備さ

れます。この取り付け加工などはまた次回に。


腰部パーツはサイドのボックスに、放熱フィンがなくなっているので、市販のディテールアップ

パーツのプラ材を細かく切りぬいてセットしました。

う〜ん… しかしこれ、後々のマスキング塗装が大変そうです。(汗)




       




以前から気になっていたトマホークの腕部の問題点です。

主砲のマウラー荷電粒子砲を支えるステーカバー(肘にあたる部分)が、なんと外側

しかありません!

内側カバーの部分をプラ板を切り出し整形し、適当なネジディテールを加えて用意し

ました。これでひと安心。

接着固定を確実にするため、自作パーツの裏側には穴をあけてあります。




       




両デストロイド共通の脚部です。

スネのコーナーガード4点の造形が省略されていたので、プラ材を使ってちまちまと再現

しました。(白い部分) デザイン上、大切なポイントなので。

コーナーガードの造形、ちょと大きめにゴツク見えていますが、まだ接着したてなので、

こまかな整形処理は乾いてから行ないます。


おなじく足首も、足甲のフレーム部分をプラ材を使ってクサビ形にして、前方へ延長しま

した。(白い部分) この造形があると、足首のデザインがしまって見えてかっこいいはず。

足首の後ろ側も、市販のディテールアップパーツの四角スリット(小)を使って、デザイン上

足りない造形を補っています。 (つづく)



               投稿者: K                                     No コメント









         テーマ: 森永マクロスチョコ
         日時: 2014年10月24日


題: ディテールアップ工作のつづきと中塗り塗装など。



       




ひきつづき、各パーツのディテールアップ工作をしています。

各パーツの造形において、設定上デザインのキーポイントになっているようなディテールで、

キットに反映されていない部分、もしくはパーツのペーパーがけ作業などで削り落してしま

った箇所などについて、白やグレーのプラ材などを切り出して貼って再現しました。

たくさんあるのですべてを書いていられないですが、トマホークの腕の主砲の3本スリット

ディテールなどは画像でもわかりやすいと思います。

ディフェンダーも腕の砲身のすぐ後ろに、開口ディテール(グレーのパーツ)を追加したり。


画像左上の脚部のコーナーガードは前回から整形したので、小さくまとまりました。

これだけでカッコよさがぐーんと上がった気がします。


画像右下のふたつの小さな箱は、トマホークの左右の肩からななめ上へと設置されるミサ

イルポッドと照明器(サーチライト)です。ここもプラ材で細かくディテールアップ。

本体のとの確実な接着固定を考慮して、真鍮線の軸打ち処理をしてあります。(金色の

とびでた軸の部分です。)




      




さて、また別の種類のディテールアップ工作です。

これは何でしょう? 画像ではわかりにくいですね。

必要な形状・サイズに切り出したホログラムシートと薄い透明プラ材なのです。

デザインナイフがこんなに大きく見えてしまうぐらい小さいので、0.05mm以下(すなわち

50ミクロン)の切り出しのコントロールが必要です。

で、これをどう使うかと書きますと… (つぎの画像へ)




       




…こんな感じになります。

デストロイドの太ももに設定されているポジショニングランプ(?、照明灯)、

ディフェンダーの胸部のヘッドライト、トマホークの左肩のサーチライトなどのネタでした。

ポログラムシートは反射鏡のかわりですね。見る角度によって、シルバーから緑、青へと

演色するので精密感や存在感がでます。

透明プラ材は、各照明のカバーとなります。。


画像では見えにくいですが、ディフェンダーのボディセンタータテのつきでたカウル造形の部分

にも、ジャストサイズの透明プラ材のカバー2点を用意しています。

ここに透明カバーが付いていることは、『マクロス』放送当時の子供のころ知らなかったのです

が、大人になってからイマイの1/72スケールプラモデルのディフェンダーを作った時、付属パーツ

がこうなっていたので、知ることができました。ディフェンダーのセンサー系が集中してい顔的な

部分なのかもしれませんね。

なかなかカッコイイ構造なので、今回のおまけキットにも反映してみようと考えていました。




       




さて、今日は金曜日。明日は会社の仕事がないので、オールのつもりで作業続行。

1次下地塗装(プラサフのエアブラシ塗装)にはいります。

漫然とパーツを並べていますが、撮影用です。実際はこんなぎゅうぎゅう詰めに並べたり

はしません。

右のクリップ類は、小さくて見えにくいですが、トマホークの頭部や胸部の砲身用の真鍮

パイプを保持しています。こちらはプラサフではなくて、まずメタルプライマーをコートします。


小さなキットなので、パーツ面積が小さかったり、パーツ数がすくないと、塗作業は助かり

ます。まあ、マスキング塗装は細かくて大変になるのですが…(汗)




       




プライマーサフェーサーをエアブラシで吹いて、いったんサフ塗膜を充分に乾燥させた後、

パーツ表面の細かい傷やスアナ、改造や造形上のガタつきなどにパテをつけて、さらに

乾燥させてから、サンドペーパーで整面したところです。

改造した個所などはどうしても、ガタつきがあります。サフを吹くとそうした問題点が一目

瞭然になるので、この機会にていねいに処理していきます。

この作業パートは、模型作りにおいて地味で根気がいり、気の遠くなるほど時間がかか

りますが、仕上がりを左右する大切な工程なのであせらずじっくりいくしかないです。

この後、またプラサフを吹いてまた整面…、を2回ぐらい繰り返せば、すべてのパーツが

きれいな状態になりそうです。




       




♪ まっくろクロスケ でてこい でてこい でてこないと…♪

コホン。え〜 プラサフでの下地塗装を終えたら、両デストロイドの仕上げ(リアル)感向上と、

各カラーリングの発色をよくするための中塗り作業に入ります。

このように、まずはすべてのパーツについてエアブラシで黒色をベタ塗りします。(謎)

このつぎの工程は、つぎの画像のコメントで説明しますね。




       




で、黒色塗装の上からこのように、白色でパーツのエッジの黒を残すようにエアブラシでグラデ

ーション塗装します。これで模型としての陰影感がでました。

画像ではグレーカラーに見えますが、黒色地のパーツを白色でゆっくり立ち上げていくと、この

ような中間色の色味になります。もっと白色を重ね塗りしていけば、比例して白くなっていくの

ですが、このプロセスはあくまで上塗りの発色用の中塗りなので、このていどで充分です。


中塗りで下地に白色を塗装しておかないと、色というものは(真っ黒をのぞいて)きれいに発色

してくれません。とくに黄色や赤色などの鮮やかな色は透けやすいので顕著に色が暗くなったり

にごります。鮮やかでない色も、見た目わからないだけで、実は同じことなのです。


つぎの上塗りでは、この白色のようにカラーリングの色をやはりエアブラシで、エッジの影(黒色)

を残すように塗ってやるとリアルに仕上がる、という訳です。模型業界で俗にいう「マックス塗り」

の一例です。


あと、このサイズで陰影塗装をすると、ご覧の通り陰影の落差が激しくなってしまいので、中塗

りでやっておいて、上塗で自然な(おだやかな)陰影感にする目的も大きいです。


なお、画像の上に映っているのは今回使用したエアブラシです。いつもなら、左の口径0.3mm

のエアブラシで塗装するのですが、今回は対象となるパーツが一様に小さいため右側の口径

0,2mmのエアブラシで塗装しています。

これ、めったに使わないのですが。久しぶりに大活躍です。(笑)




       




さて、上塗り塗装の最初は、両デストロイドの胸の左右に配置されている弾装カートリッジ

(ディフェンダー)、ミサイルランチャーカバー(トマホーク)の塗装(レッドブラウンカラー)からです。

ボディパーツのほかの部分にレッドブラウンがかからないように、このようにマスキングします。


通常ならマスキングなしでそのままエアブラシを吹くのですが、今回は陰影塗装の中塗りを

しているので、それをこれらの部分の重ね塗りで消してしまいたくないため、このようなすこし

面倒なことになります。(笑)


これまで何度もディフェンダーやトマホークを塗装してきた経験上このボックス部位は、白立

ち上げからの陰影のグラデーションとのマッチングが悪いので、この後、ホワイトを混ぜて一段

明るくしたライトレッドブラウンでグラデーション塗装して仕上げにします。




       




ちなみに、砲身系の真鍮パイプの塗装は…

メタルプライマー → ツヤありの黒色 → ガンメタリック… の順で塗装してこのような

感じになりました。…って、なんだか暗くてよくわからないですね。わはは (汗) 

弾装カートリッジ塗装の換装待ちのため、本日の作業はここまで! (つづく)



               投稿者: K                                     No コメント









         テーマ: 森永マクロスチョコ
         日時: 2014年10月25日


題: 上塗り塗装から仕上げまで。



       




数時間前にグラデーション塗装したデストロイドの肩部分のマスキングをはがした状態です。

うーん、このままだとなんとも見慣れないカラーリングですね。(笑)




       




では、両デストロイドの機体基本色の上塗りに入るため、こんどは、ここまでに塗装した

肩部分の弾装カートリッジ(トマホークはミサイルポッドカバー)のところをマスキングしてお

きます。ここは仕上がりにかかわるので、精密マスキングできれいに養生します。




       




ディフェンダー、トマホークの機体基本カラーを用意します。

製作代行ご依頼主の希望は、「アニメカラーのイメージで…。」とのことですので、それに

準拠しつつ、模型としてリアル感を訴求できる色味内容にします。


アニメカラーのサンプルカラー画稿がまともに掲載されているムックは、実はとても少ないです。

というのも、デストロイドの設定カラーは曖昧模糊としており、標準というものがなかなか定め

きれません。とくにトマホークさんは!


今回は、番組放送のずっと後年にバンダイから発行された『エンターテイメントバイブル.27 

超時空要塞マクロス大図鑑』のカラーページを参考にすることにしました。


ディフェンダーさんのイエローは、「サンドイエロー」をベースにしつつ、明るすぎる色味を「ダーク

イエロー」と「赤土色」を加えて落ち着かせた調色サンドイエローです。ミリタリーのカラシ色で

すね♪(笑)


トマホークさんはハイレベルです。ガルグレー(飛行機用のライトグレー系)に、タン(肌色)を加

えてから、明度調整にダークグレーをすこしずつ様子をみていれて調整したトマホークライトグ

レーです。ほんのり肌色がかった上品なグレーなんですよね。



双方ともなかなかイメージ通りにチンチングできたと思います。

私が考えるプラカラー調整のコツは、基本的に2色の混合までです。3色目を加える場合は

はほんの数滴ていどまで。これ以上カラーを混ぜ合わせると、混合プラカラーは濁りが強くな

って発色が極端に悪くなってしまいます。




       




上記の調色した専用カラーで、実際にエアブラシでグラデーション塗装してみた状態です。

ねらい通りで、いい感じです♪ この調子ですべてのパーツを塗ってしまいます。

小さいから、サクサクっと塗っていきます。(なーんて)




       




さあ、ほかのマスキングによるエアブラシ塗装をしなければならない部位にも、着手していきます。

デストロイドの頭部、胸部のセンサー系と腰や足首のフレームカラーの塗り分けです。


センサー系とは、頭部などの配色で小さく赤く塗られている部分のことです。

アニメの色設定はレッドですが、模型映えとアクセントとして、ここは3層塗装によるメタリックレッド

仕上げにします。(黒下地 → 高輝シルバー → クレオス新色クリヤーレッド) この塗装法が一番

派手で美しいメタリックレッドを演色できます。


フレームカラー(デストロイド関節機構部位の基本色)は、今回デフェンダー、トマホーク共通色

としてミディアムブルーでいきます。ディフェンダーだけなら、ニュートラルグレーという選択肢もある

のですが、トマホークの機体基本色がグレー系なので、色差コントラストがアニメっぽくならないの

で、便利なミディアムブルーをチョイスします。




       




上記のマスキングパーツを各カラーでエアブラシ塗装したところです。

パーツが小さいので、マスキングをはがすとき、ピンセットで傷つけないように注意します。




       




で、さらにマスキングをはがしたところです。マスキングもれや塗装のはみだしもなくいい感じです♪

以降は、0番〜00番の面相筆を使っての、こまかな筆塗り(塗り分け)作業へとすすんでいきます。

トマホークの目を蛍光レッドで塗ったり、デストロイドの膝関節カラーを塗ったり、など

だんだん完成にちかづいてきました。 (つづく)



               投稿者: K                                     No コメント









         テーマ: 森永マクロスチョコ
         日時: 2014年10月26日


題: ん? 何かたりない…



       




昨日の状態から、トマホークの目など細部を面相筆で塗装し、各パーツにスミイレをほどこし、

砲身ディテールの真鍮パイプやら透明パーツを慎重に組みつけました。

やっと、完成です!

…って …ん? 何かものたりない。 そう! マーキングがまったくなくてさびしいんですよね。

森永チョコ菓子のおまけキットにデカールが付属しているわけはなく… (つぎの画像へ)




       




(ひとつ上の画像のコメントのつづき。)

こまかいマーキングはできなくても、せめて統合軍マークぐらいはアクセントにほしいところです。

パソコンのドローソフトでさくっと輪郭の丸とヨットのような線を描いて、上の画像のようなクリヤー

デカール紙印刷用データを用意してみました。


実際に今回の小さなキットに使えるのは、3mmサイズ以下となります。

で、試しに印刷してみると、思った通り印刷精度のアラが目立ちます。

うーんこのサイズだと、オフセット印刷でないときびしいのか !?

あと、マークの白地部分に白インクを併用しなければならない問題もあります。

せっかくデータを作成しましたが、この案は却下です。(ガクッ)




       




自作デカールの用意であれこれ試行錯誤している時間的ロスを考えると、今回は金持ち

モデリング法で解決することにしました。(汗笑)

ディフェンダーとトマホークに使えそうな統合軍マークのデカールが付属している、画像のピタ

バン・マクロスキット3つを中古ショップへ行って買ってきました。

幸運にもディフェンダーは売っていたものの、人気のトマホークはありませんでした。

ガウォークはピタバンでも、マクロスプラモ全体の不人気ラインナップといったところで、比較的

入手しやすいようです。

ピタバンはもともと200円のキットですが、4倍の価格になっていてびっくり。

…ごめんなさいピタバン。デカールだけ使わせてもらいます。

うーん、わが家に、もったいないオバケがでそうです。




       




ピタバンキットの付属デカールから、さらに今回使えそうな部分だけ、各マークのフチギリギリ

でカットして、両デストロイド完成品へていねいに貼っていきます。

統合軍マークのかぎりから、トマホークはダイダロスではなくプロメテウス所属となりそうです。

古くなったプラモの水転写式デカールは、たいてい変質か傷んでいるので、転写作業で気を

ぬくと破けたりするので慎重にあつかいます。




       




ちなみに、今回のマクロスチョコおまけキットのディフェンダーのボディパーツと、ピタバンキットの

ディフェンダーのサイズ比較画像です。1/200スケールのピタバンより、さらに小さいという。。。


さあ、製作レポートはこれにて終了です! あとは完成画像↓をどうぞ♪





   

                                     スタンバイ デストロイド


   




           




   

                                       アタッーク!



   




   




   

                                     インターセプトせよ。


   




   




   

                                         おわり




               投稿者: K                                     No コメント