IIIKのモデラー三昧なフロク


  このページは、80年代のロボアニメ『機甲創世記モスピーダ』に登場する
  可変戦闘メカ、レギオス・エータの模型を紹介しています。




         テーマ: 機甲創世記モスピーダ
         日時: 2016年8月21日



1/72 アーモソルジャー・レギオス エータ完成ギャラリー




5月から製作していたウェーブの1/72スケール
アーモソルジャー・レギオスエータがよ
うやく完成しました。ここに「遠い日に置
き去りにした物語」を模型にかえて。




          レギオスエータ製作レポートはこちら。




    



        「こちらスティック ポイントBに敵クラブ3体発見 攻撃に入る!」





        



         「よし ビームキャノンでたたきのめしてやる アタック!」
           当該キットのボックスアート風のポージングで。





        



       「フゥ こちらスティック 敵は全滅した みんなはそのまま進んでくれ」





        



      「いやまてっ! イーガーの編隊がきた! しまったインビットの罠だ
        みんな いますぐどこかに隠れてHBTのエンジンを切るんだ!」





        



        「なにっ! むこうからもミサイル付きのグラブの編隊が! まずいぞ」





        



           「完全にはさまれた ジム トレッドで応援にきてくれ!」





        



・・・というわけでウェーブさん2012年発売の1/72スケール アーモソルジャー・
レギオスエータです。
細くも太くもない絶妙のプロポーションが高い造形センスを感じさせます。
サイズ的には、ガンプラでいえば1/144スケールの大きさ。(よりすこし大きい?)
ただしご覧のとおり、2011年ころ?に荒牧氏によってリファインされた新デザイ
ン版なので、ハイディテールと新造形でアップデート&精密感があります。
今回の製作は、格納形態のモスピーダをのぞいてほぼ無改造です。





        



ほどよく追加されたモールド(スジボリ)がこのキットの魅力のひとつ。
ジグザグラインパターンなどは、ガンプラでは見られない荒牧氏独特の
デザイン趣向が感じられ、またレギオスにマッチしています。





        



サイドビュウ、左から。左肩の8連装ミサイルポッドはオプションパーツで、
一応脱着できます。ユーザーがピンバイスドリルで1.5mm径の穴をポッドと
本体肩側に穴をあける必要があります。ここらへんが、ライトユーザー向けキ
ットではないというか、ガレージキットメーカーのキットらしい印象でした。

接着剤不要のスナップフィットキットなので、パチ組みするだけなら、ほかは
ガンプラと同じ感覚で作ることがてぎます。ピンダボのフィット感も心地よく、
問題ありません。
一方で、四肢をはじめとする各部位の可動範囲の確保については、ほとんど工
夫が感じられません。せっかくポリキャップを採用しているのにもったいない
ですね。





        



サイドビュウ。右側から。
80mmビームキャノン(ガンポッドじゃないよ)はガンメタリック仕上げです。
ツヤ消しクリヤーでのトップコートができないので、「MARSE BASE」マー
キングの水転写デカールの貼りに気をつかいました。





        



リヤビュウその1。後姿は一転してゴツイですね。
レギオスはアーモソルジャー形態時コクピットが機体後方へくるセーフティ設計。
機首サイドの左右ストレーキ部分が、機首下へ回り込んでひとつになり、レギオス
の背びれ?になるのも興味深い変形パターンです。
ご覧んのとおり、マスキング塗装を駆使すべき部位がけっこうあるキットです。





        



リヤビュウその2。
うーん、やはりどのアニメロボにも似ていないカクカク感を多用した名デザイン。
しいていえば後発のZZガンダムなどフォルムがみているかも。





        



左腕を外して、レギオスエータのご尊顔を横から。
エータはとくに魚顔なので、正面からは目がまったく見えません。
以前にも書きましたが、オー○バトラーのレ○ラカーンにフォルムが似ている。
メガゾーン23のガーランドといい、ガンダムでもバルキリーでもない、かっこい
いロボの頭部デザインを創出した荒牧伸志さんのデザインセンスはすばらしい。

傑作と思えるこのレギオスエータの頭部も、じつは右隣のうるさいアンテナユニ
ットがなくなると、途端にかっこよく見えなくなるから不思議。セットでのデザ
インコンセプトなのでしょう。

白青地にアクセントカラーの赤と黄という、不特定多数男の子が大好き、補色効
果も抜群なカラーリングがいつ見ても飽きません。





        



変形で背中側に折れた機首の断面のスリット風ハイディテール。
レギオスのカラーリングパターンで好きなのが、胸部の丸エアインテーク
のミディアムブルーグレー配色の妙。





        



機首を外した背中。
主翼が90度ずつ2段階に折れて脇と背中を囲むようにコンパクトに変形して
いるのがお見事。







       



このように片ヒザ立ちポーズもできます。
太ももはデザイン上、前後にはよく動きますが、開脚はあまり。
ヒジ、ヒザは二重関節なので、90度くらい曲がります。






       



片ヒザ立ちポーズを後ろから。
ちなみに足首はボールジョイント可動、つま先とカカトもポリキャップ可動
式ですが、デザイン的な可動範囲の制約からあまり動きません。



       



片ヒザ立ちポーズを後ろから、もう一葉。
わずかでも目が見えていると、情緒がでますね。
リアルな銃握り手や平手も付属しているのが嬉しいです







        



可動する胸部センターカバー(シャッター付き)を持ち上げると、内部に収納
されている、格納形態のモスピーダがあらわれます。
正直、当時の放送(第1話)を視聴していた自分としては、「はて、こんな位置
に収まっていたかな?」という印象です。
たしかスティックは、不時着したアーモファイターのコクピット後ろ(ドーサル
スパインのあたり)からパネルを開いてサイコロのようなモスピーダをリフトア
ップして、機体からずりおろしていた記憶が。
あの場所が、このキットの位置とつながっているのかな・・・





        



見づらいので、レギオスの上半身を外して撮影しました。
モーターサイクルのタイヤが見えて、かろうじて「バイクが変形したもの」
という印象に。





    



さらにレギオス本体から、腹部ユニットのみを外して撮影。
フロント側の腕部ミサイルポッドアーマーは真鍮パイプの2段継ぎで作り直
したもの。後部のマフラーも真鍮パイプに置き換えました。
以前も書きましたが、同スケールのスティックのフィギュア、バイク形態の
モスピーダも付属していたら、このキットに対する業界と世間からの評価と
話題性はもっと高いものになっていた気がします。





        



ソール(足裏)について。
新デザインが起こされているので、それを再現するようにしっかりと造形
されています。
パターンは人間がはくランニングシューズのそれのような印象です。





        



付属の武器・オプションについて。
80mmビームキャノン、8連装ミサイルポッド、格納形態モスピーダ。
そして握り拳左右、平手左右。
今時という視点で見ればあっさりした構成ですが、当のレギオス自身が剣やナイ
フ、シールドをもたず、本編で徒手空拳をはじめとする格闘シーンもほとんどなく、
空中戦ばかりだったので、こんなものかと。

まとめると、久しぶりに80年代アニメロボで素晴らしい製作機会を堪能できる
作りごたえのあるプラモデルでした。価格は高めの設定ですが、モスピーダファン
にとっては安い買い物です。市場ではもう入手しにくくなってはいますが。
こういうモスピーダみたいなニッチなメカキャラクターをしっかりキット化してく
れるウェーブさんでした。
おわり



               投稿者: K                                    No コメント